巻き寿司の巻き方とコツを参考になる動画とともにまとめたので、シェアさせて頂きます!

巻き寿司(太巻き・恵方巻き)

というのも、巻き寿司をキレイに巻くのって意外と難しいんですよね。

実際に、過去の僕自身もそうでしたし、まわりのママ友達に話を聞いてみても、

ご飯のせすぎて、巻いてるときにパンクしたコトある!
食べようとしたらグチャグチャに崩れて、結局箸で食べた思い出があるわ…

みたいな、悲しいエピソードがドンドン出てきたので(本人たちはけっこう楽しそうに話してましたがw)。

そこでココでは、今では巻き寿司をかなり上手く巻けるようになって、友達からも頼られている(はずの)僕が、

  • 巻き寿司の巻き方と押さえておきたいコツ

について、参考になるYouTube動画もご紹介しながら、1ステップずつていねいに解説していきます。

初めて巻き寿司にチャレンジする人、上手く巻けないと悩んでいる人、どちらも必見の内容ですよ~。

なお、今回メインに取り上げるのは恵方巻きなどで大活躍する、

  • 「巻きす」を使った「太巻き」の巻き方

となっていますが、記事の途中では、

  • 「巻きすなし」の場合の巻き方
  • 「細巻き」の巻き方(とコツ)

これらについても適宜フォローを加えていきますのでどうぞご安心を。

ということで、まずはスムーズに作業が進められるように全体の流れから確認していきましょう^^


まずは全体の流れと動画を確認しておこう

巻き寿司をキレイに巻くための流れ(=巻き方)は、以下の5ステップ。

  1. 巻きすに海苔をセットする
  2. 海苔の上にご飯を敷く
  3. ご飯の上に具材を置く
  4. 寿司を巻く
  5. 巻き寿司を切る

この流れを見ても分かるように美しい巻きずしを作るためには巻く工程だけでなく、

  • 海苔やご飯をセットしたり、寿司を切るなどの前後の工程

も大切になってくるので、ココでポイント(コツ)をしっかりと押さえておいてくださいね^^

そして、プロの方が実践されていて非常に参考になる動画はこちらですので一度目を通すことをオススメします。↓

とはいえ、通信制限などで動画が見られない人もいると思うので、できるだけ丁寧に解説していきますね。

さてさて、ココからは1ステップずつ、実際の巻き方とコツをあげていきます!

ステップ1. 巻きすに海苔(のり)をセットする

まずは、巻きす(巻簾・すのこ)に海苔(のり)をセットします。

巻き寿司の巻き方のコツ01

上の画像を含め、この先STEP4までの画像は先程の動画のスクリーンショットをお借りしています

そして、このステップでのコツは以下の3つ。

  • 海苔を置くのは巻きすの竹皮側
  • 海苔の向きは縦長
  • 海苔の表裏は光沢のあるほうが下

実際の作業の流れに沿って説明すると…


まず海苔を置くのは巻きすの竹皮側。

(竹皮側っていうのは簡単に言うと、見た目が平たくなっている側です)

そして、海苔はキッチリとした正方形にはなっておらず、縦か横のどちらかが長くなっているので、

  • 縦長(たてなが)

になるように巻きすにセットしましょう。

さらに海苔には表裏があって、ツルツルして光沢のあるほうが表でザラザラしているほうが裏なので、

  • 裏(=ザラザラのほう)

に、ご飯をのせられるように巻きすに置きましょう。

で、海苔のセットが終わったら続いては、海苔の上にご飯(酢飯)を敷いていきます~。

ステップ2. 海苔の上にご飯(酢飯)を敷く

つぎに、海苔の上にご飯(酢飯)を敷いていきます。

巻き寿司の巻き方のコツ02

ココでのポイント(コツ)は以下の3つ。

  • 酢飯の量の目安は200g
  • ご飯は平らに広げる
  • 奥には1cmの余白を作る

1つずつ説明していくと…


まず、使うご飯(酢飯)の量は200g(茶碗に軽く一杯程度)がめやす。

お米を海苔の上に広げたときに隙間(すきま)から海苔がビミョーに見えるくらいがオススメですね。

とくに恵方巻きを作る場合は具材の量が多くなりがちなので、

コレだと、ちょっとご飯の量が少ないかな??

と感じるくらいが、実はちょうど良かったりしますよ^^

そして、ご飯はできるだけ平らになるように広げましょう。

初心者の(慣れない)うちは中央部分が盛り上がりがちなので、自分から見て、

  • 向こう(奥)側のふち
  • 左右のふち

が少し高くなるように意識しながら作業を進めたいですね。

また、巻き終わりの部分にはお米をのせずに、1cm程度の余白を作っておくのも大切なポイント。

こうすることで、巻いたときに巻き寿司がパンク(破裂)してしまう危険をグッと減らすことができますよ。

■ ご飯を触る前に手を濡らそう

ちなみに、ご飯を触る前には手を水で濡らしておくのがイチオシ。

手とボウル(水入り)

手が濡れていれば米粒がベトベトとくっつかず、作業がしやすくなりますからね^^

海苔の上にご飯をのせたら、さらにその上に巻きずしの具材を載せていきます!

ステップ3. ご飯の上に具材を置く

ご飯を載せ終わったら、さらにその上に巻き寿司の具材を載せていきます。

巻き寿司の巻き方のコツ03

ココでのコツ(ポイント)は以下の2つ。

  • 具材の太さは箸を目安に
  • 細かい具材は奥に置く

1つずつ説明していくと…


まず、具材(卵やきゅうりなど)の太さは普段使っている箸の太い部分を目安に合わせましょう。

箸と茶碗

太すぎると巻く際の難易度が一気にアップしてしまいますし、細すぎるのも出来上がりが貧相になって、見た目の美味しさが半減してしまいかねませんからね。

それから、

  • 桜でんぶ(おぼろ)
  • 刻んだ(干し椎茸)
  • ゴマ

などの細かい具材は、あなたから見て奥になるように配置するのがオススメ。

手前に置くと、いざ巻こうとして巻きすを持ち上げたときに、バラバラと散らばりやすくなってしまいます。

で、具材をご飯の上に置いたら、いよいよ寿司を巻いていきます!

ステップ4. 寿司を巻く

寿司を巻いていくときのポイント(コツ)は以下の2つ。

  • ご飯の端と端を合わせる
  • ひと巻き目が終わったら
    ギュギュッ!と押さえる

1つずつ説明していくと…


巻くときは画像のようにご飯の端と端がピッタリ合わさるようにしましょう

巻き寿司の巻き方のコツ04

この部分が見た目の美しさを決めるイチバンの大きな要素だと言えるので、集中力を高めていきたいですね。

さらに、ひと巻きめが終わったら、つまりご飯の端と端を合わせたら巻きすを、

「ギュギュッ!」

と手前(=あなた側)に引きながら巻き寿司を固めてあげればカンペキ。

これで、いざ食べるときにグシャグシャになる危険を最大限抑えることができちゃいます。

■ 巻きすなしの場合はサランラップで

寿司巻きの道具(巻簾)がない時はサランラップで代用しましょう。

(巻きすの一般的なサイズは30cm×30cmなので、ラップもソレに合わせるのがオススメ)

サランラップを使う場合も、巻き方については巻き簾と全くと言っていいほど同じです。

サランラップ

なお、恵方巻きのように具が多い海苔巻き(のり巻き)を作る場合はどうしても形が崩れやすいです。

その場合はラップではなく、

  • アルミホイル

を二重、または三重に重ねて巻きす代わりにすると、安定してキレイに巻くことができますよ^^

アルミホイル

まあ、巻きすはダイソーなどの100均(100円ショップ)でも売っているので、

(参考までにダイソー・セリア・キャンドゥの3つは、僕の目で売っているのを確認済みです)

時間があれば、外出のついでにサクッ!と買ってくるのも大いにアリだと思いますけどね♪

キレイに巻き寿司が巻けたら、あとはその美しさをキープしたまま包丁で切っていくだけです!

ステップ5. 巻き寿司を切る

最後に巻き寿司を包丁で切っていきます。

巻き寿司を包丁で切る

↑実はコレは反面教師にして欲しい例。理由はのちほど説明しますね!

巻き寿司の切り方に関するポイント(コツ)は以下の2つ。

  • 包丁の重さを利用して手前に引くように切る
  • ふきんで包丁の刃を濡らしながら切る

1つずつ説明していくと…


まず、巻き寿司を切るときは包丁の重さを利用して、手前に引くように包丁を動かしましょう。

こうすることで切り口がギザギザになる危険を減らせて、見た目がキレイに仕上がります。

また、寿司を切る際はあらかじめ、

  • 濡らした布巾(ふきん)

を、まな板の横に置いて作業を進めていくのがオススメ。

布巾(ふきん)と包丁とまな板

そして、一切れごとに包丁を濡らした布巾で拭き取りましょう

コレで刃がベタつかずに作業をスムーズに進めることができちゃいますよ。

つまり、この章の冒頭にのせた画像は実はあまりよろしくない例。

画像のようにお米の糊(のり)が包丁についたままだと、切るときに刃が滑らかに動きませんからね。

■ 細巻きの巻き方も基本は同じ!

細巻きを巻く場合も、基本的にはココまで説明してきた流れやコツを押さえれば問題なし。

巻きす(細巻き・かっぱ巻き)

違うポイントとしては以下の2つで、

  1. 海苔は半分に切って使う
  2. ご飯の量は80グラムがめやす

1つ目のポイントについては、海苔は長いほうを二つ折りにして切り離したモノを使います。

そして、海苔が半分になったのでご飯の量も半分程度にすればOKです(コレが2つ目のポイント)。

なお、細巻きの巻き方については以下の記事でさらに詳しい解説を行なっていますよ。

⇒[関連記事]細巻きの巻き方のコツ!1ステップずつ丁寧に解説

一度、記事の内容をおさらいしましょう!

まとめ&節分の季節に読んでいるならこちらもチェック!

今回は、巻き寿司の巻き方を押さえておきたいコツとともに1ステップずつ紹介してきました。

最後にもう一度、おさらいとして巻き寿司の巻き方の流れとコツをまとめておくと、こうなりますね。

■ 巻き寿司の巻き方とコツ

1. 巻きすに海苔をセットする

  • 竹皮側に海苔を置く
  • 縦長になるように置く
  • 光沢のあるほうが下

2. 海苔の上にご飯を敷く

  • 酢飯の量は200g
  • ご飯は平らに広げる
  • 奥に1cmの余白を作る

3. ご飯の上に具材を置く

  • 太さは箸を目安に
  • 細かい具材は奥に置く

4. 寿司を巻く

  • お米の端同士を合わせる
  • 一巻き目が終わったらギュギュッと押さえる

5. 巻き寿司を切る

  • 包丁の重さを利用して手前に引くように切る
  • ふきんで包丁の刃を濡らしながら切る

一度記事に目を通したあとは、上の部分だけ見ながら1ステップずつ丁寧に作業を進めていけばOK。

コレであなたもキレイな巻き寿司が作れるコト間違いなしですよ^^

あっ、念のため最初にのせた非常に参考になる巻き方動画ももう一度載せておきますね。↓

美しい巻き寿司が作れたら友達や子供を喜ばせたり、あるいはインスタで自慢しちゃいましょう!

なお、この記事は節分の季節に読まれるコトが多いので、以下に節分のまとめ記事を載せておきます♪