「自・至」は、期間や区間をあらわすときに使う接頭語です。
「自(じ)」は時間や場所の起点を示し、「至(し)」は時間や場所の到達点を表します。
年(西暦) | 月 | 日 | 学歴 |
---|---|---|---|
自 2002 | 4 | 1 | 東京都立●●高等学校 |
至 2005 | 3 | 31 |
▲履歴書への記入例(書き方)
「○○から××まで」の「から」が「自」、「まで」が「至」にあたります。
英語なら「自=from」「至=to」です。
ぼく(なごやっくす)
「自・至」をそれぞれ訓読みして、「自(より)」「至(いたる)」と読むこともあります。とはいえ、声に出して発音する機会は少ないので、黄下線で示したように「○○から××まで」と言い換えられると覚えておけば問題ありません
そのほかの使われ方
「自・至」は履歴書(学歴・職歴)のほかにも、有給届を提出したり、通勤手当(交通費)の請求をするときにも使われます。
交通機関 | 区間 | 片道(円) |
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東海道新幹線 | 自 三河安城駅 | 1,360円 |
至 名古屋駅 |
▲交通費申請の記入例(一部)
また、工事現場の看板などに、「自・至」を用いて工期が書かれていることもあります。
こうしてみると「記号としての漢字」という側面が強いですね。