小学生以下とは02

なごやっくす(X@oshietagaridash)です。街を歩いていると「小学生以下(あるいは小学生未満)」という表現をよく目にします。例えば下のような感じです。

  • 小学生以下は黄皿が3皿無料!(スシローで行われたキャンペーン)
  • お子様ランチは小学生以下のお子様限定とさせていただきます(ファミレスなど)
  • 小学生以下の入場はお断りいたします(サロンなど)
  • 小学生未満は料金無料!(ジャンカラの学生料金)

ここで疑問が浮かびます。「小学生以下(小学生未満)に、小学生は含まれるのかな…?」と。確かにちょっとややこしいですよね。

ということで、このページでは、小学生以下(小学生未満)に小学生は含まれるのかどうかについて分かりやすく解説します。一度覚えてしまえば、この先ラクですからね。さっそく見ていきましょう!


「小学生以下」に小学生は入るの?

結論から言うと「小学生以下」に小学生は入ります。

というのも「以下」には「基準の数量を含みそれより下」という意味があります(広辞苑より)。今回の場合は、数量ではありませんが「小学生」が基準になるので、「小学生以下」は「小学生を含みそれより下」という意味になるわけですね。
実際の例を見てみましょう。東京芸術劇場の公式SNSからです。

入場料を見ると「大人500円、小学生以下無料」とありますね。つまり、このイベント・催事には、小学生は無料で入場することができるわけです。やったぁ!

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

それでは「小学生未満」の場合はどうでしょうか?引き続き見ていきましょう!

「小学生未満」に小学生は含まれる?

こちらも結論から言うと「小学生未満」に小学生は含みません。先ほどの「以下」とは逆ですね。
実際の例をあげて確認してみます。今度は、しゃぶしゃぶ食べ放題の専門店「しゃぶよう」の公式SNSからです。

文面に「小学生未満のお子様は全コース無料」とありますね。この場合は、まだ小学生になっていない子供は無料でしゃぶしゃぶを食べられます。
逆に言えば、小学生からはお金がかかるというわけですね。

小学生以下は何歳から何歳まで?

ちなみに補足しておくと「小学生以下」を年齢でビシッ!と区切るのは難しいです。なぜなら、12歳の子供について考えたときに、小学6年生と中学1年生のどちらにも当てはまる可能性があるからです。下の枠の中も参考にしてください。

小学6年生と中学1年生の年齢

  • 小学6年生
    • 誕生日がまだ…11歳
    • 誕生日を迎えた…12歳
  • 中学1年生
    • 誕生日がまだ…12歳
    • 誕生日を迎えた…13歳

ご覧のとおり、12歳の子供は小学校にも中学校にもいることが分かります。
ですので、「小学生以下」という表現を見かけたときは、あくまで年齢ではなく「小学生かどうか」で判断するのが間違いないと言えますね。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

なお、学校教育法施行規則第59条で「小学校の学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。」と定められています。つまり卒業式が終わっても、3月31日までは小学生のままだというわけですね!

まとめ

今回は「小学生以下とは?」というテーマでお話してきました。このページの要点をまとめると以下のようになりますね。

  • 「小学生以下」は小学生を含む!
  • 「小学生未満」の場合は、小学生は入らない
  • 卒業式が終わっても、3月31日までは小学生

中でも大事なのは、一番上の「小学生以下は小学生を含む」というポイント。これさえ覚えておけば「未満はその逆だから…」といった感じで、いろいろと応用できるはずですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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