敬老の日の由来を、信憑性の高い説から
伝説チックなモノまで、3つ取り揃えて
まとめましたので、シェアします!

敬老の日のイラスト(由来・悲田院)

長年日本のために力を尽くしてきた
お年寄りの方たちに、敬意を表すと共に
その長寿をお祝いする、敬老の日。

そんな敬老の日が設けられた由来を
知っておくコトは、人生にとって
きっとプラスになりますよね^^

そこでココでは、
諸説ある敬老の日の由来のうち、

  1. もっともハッキリとした
    事実が残っているモノ1つ

に加え、その信ぴょう性には
疑問符がつくものの、知っておくと
ちょっと得した気分になれる、

  1. 悲田院(ひでんいん)に
    まつわるモノ
  2. 養老の滝(岐阜県)に
    まつわるモノ

合計3つの敬老の日の由来について
順番に紹介していきます。

ということで、まずはさっそく、
鉄板モノの由来から見ていきますよ~。

敬老の日の由来!まずは鉄板モノを押さえよう!

現在の、敬老の日の元になっているのは、
1947年に今の兵庫県多可町のあたりで
提唱された「としよりの日」。

兵庫県多可郡多可町(敬老の日の由来)

「年配の方を敬い、その方たちの知恵を
 借りながら、村作り(当時は村だった)
 をしていこう!」

という趣旨で、9月15日に定められ、
その日に敬老会を開いていました。

■ 9月15日になった理由は実は…

としよりの日が「9月15日」なのは
ちょうどこの季節が農業が落ち着く
時期(=農閑期)にあたるから。

村の多くの人が農業に従事していた
ため、一堂に会するのに非常に
都合が良かったってコトですね♪

稲刈り中の田んぼ

そして、この風習は少しずつ広がりを
見せはじめ、1950年には兵庫県全体に。

その後、1965年に国民の祝日となって
日本全域に広く認知されることに
なります。

で、この過程で「としより」という言葉
はあまりイイ印象を与えないという事で
1964年に「老人の日」に。

さらに祝日となった、翌1965年には
「敬老の日」へと、その名称も
変化していったというワケです^^

加えて今では、2001(平成13)年の
祝日法改正により、それまで日付固定
(9月15日)だった敬老の日が、

  • 9月の第3日曜日

と変わったのは、みなさんも
ご存知のとおりですね♪

なお、老人の日というのは、
実は今でも独立して存在しています。

ですので、敬老の日と老人の日の違い
について、詳しく知っておきたい人は、
以下の記事も参考にしてください。↓

敬老の日と老人の日の違いは?それぞれの趣旨や目的をチェック!敬老の日と老人の日の違いは?それぞれの趣旨や目的をチェック!

敬老の日と老人の日の違いについて、それぞれの趣旨や目的に着目しながらまとめています。最近「老人の日」の存在を知り、「敬老の日」との違いが気になっているという人は必見です。

続いては、信憑性は高くなくとも、
知っていると楽しくなる!?

ちょっと伝説めいた、残り2つの
由来についても見ていきますよ~。

敬老の日の由来!続いては悲田院にまつわるコレ!

もう1つの、ちょっと伝説めいた
敬老の日の由来は、あの聖徳太子に
まつわるエピソード。

聖徳太子が、お年寄りやカラダが
不自由な人たちのために、

  • 悲田院(ひでんいん)

という施設を開いたのが9月15日
だったため、コレが敬老の日の由来に
なっているというモノです。

ザックリいうと、悲田院は
元祖老人ホームって感じですかね^^

ただ、もしこの由来が本当なら、
先ほどご紹介した兵庫県の村で
生まれた「としよりの日」も、

悲田院説を村の誰かが知っていたから
9月の「15日」に制定されたと
考えるのが自然ですよね。

ただし、調べる限りでは、その話は
出てこないので、信ぴょう性としては
どうなのかな
って感じがします^^;

■ 養老の滝にまつわる由来も!

比較的多くの人に知られている、
もう1つの敬老の日の由来が、
岐阜県・養老の滝に関するモノ。

(居酒屋じゃないですよ!笑)

養老の滝(岐阜県)

元正天皇が、養老の滝を訪れた際、
滝の水の、

  • 病気を治す
  • 人を若返らせる

こんなパワーに感動し、それまで
「霊亀」だった年号を「養老」に
変えたという逸話があるのですが、

このとき、元正天皇が
岐阜(美濃国)に向けて出発したのが
9月中旬
だとされており、

コレにあやかって、
9月15日が敬老の日になった、
なんて言い伝えもあります。

こちらも、信ぴょう性はともかく、
よくできた話で、聞いていると
何だか楽しくなってきますね^^

ココまでの内容を、
一度わかりやすくまとめましょう!

まとめ&敬老の日のオススメ関連記事!

今回は、諸説ある中でも、とくに
知っておくと便利であろう、敬老の日の
由来を、全部で3つ紹介してきました。

最後にもう一度、その3つの由来を
ギュッ!と凝縮してまとめておくと、
こういったカタチになりますね。

■ 敬老の日の3つの由来

  1. 1947年に兵庫県の村で生まれた
    「としよりの日」が、その由来
  2. 聖徳太子が開いたとされる、
    元祖老人ホーム「悲田院」
    オープン日が、その由来
  3. 奈良時代に元正天皇が、人を
    若返らせる力を持つ「養老の滝」
    へと出発した日が、その由来

しかし、今では祝日となっている
敬老の日も、はじめは一地方の
敬老会から始まっているのを見ると、

  • 草の根レベルの活動の重要性

に改めて気づかされて、
ありがたいな~と感じます^^

ということで、由来について学んだら、
お次は、実際のプレゼント選び!

敬老の日に人気&おすすめの、
プレゼントアイテム
については、
以下を参考にしてみてください。

【敬老の日】プレゼントで人気なのは?ランキングでオススメ紹介【敬老の日】プレゼントで人気なのは?ランキングでオススメ紹介

敬老の日にオススメの人気プレゼントアイテム(ジャンル)を、それぞれのギフトを選んだり渡したりするときのポイントを絡めつつ、ベスト10のランキング形式にしてまとめています。