名前がかわいい!でもピンク色に見えるわけではない「ピンクムーン」について書きました。

ピンクムーン

・今年2019年のピンクムーンがいつ見られるのか知りたい…
・ピンクムーンってどんな月なの?
・ピンクムーンに関する言い伝えってあるの?

こんな人はぜひ参考にしていただければと!

なお、今回の記事を書くにあたって、

この2つはとくに楽しく見て(読んで)おりました。方向性は異なりますがどちらもスゴく面白かったですよ。

月の本(ドナ・ヘネス)

月の本です。占星術の第一人者・鏡リュウジさん監修の書籍です

まずは、今年2019年のピンクムーンがいつなのか紹介しますね。

ぼく(なごやっくす)
2分くらいで読めるので、ぜひご一読を!


2019年のピンクムーンは4月19日の金曜日だよ

ピンクムーン(2019年4月19日)

今年2019年のピンクムーンは4月19日(金曜日)。

そして、ピンクムーンが見られるおおよその時間と方角は以下のようになります。

  • 夜7時ごろ→東の空
  • 夜9時ごろ→南東の空
  • 夜11時ごろ→南の空

もう少しわかりやすく、ピンクムーン当日(2019年4月19日)の東京の夜空の様子を見てみましょう。


クレジット:国立天文台(NOLJ)

↑ご覧のとおり、この日の月(満月)は夜の19時前に東の空に姿を現し…


クレジット:国立天文台(NOLJ)

21時には南東に。


クレジット:国立天文台(NOLJ)

さらに23時には南の空へと移っていきます。晴れるといいなぁ。

ぼく(なごやっくす)
ちなみに月が低い位置にあるときは、ピンク色っぽく見えることも。のちほど説明しますね

で、それはそうと、

そもそも、ピンクムーンってどんな月のことを言うの??

という疑問をお持ちの人もいるはずなので、説明しておくと…

ピンクムーンの意味→4月の満月のことだよ

ピンクムーンの由来を解説しているYouTube動画(英語です)。コレをもとに説明しますね

ピンクムーンとは4月の満月のこと

アメリカの先住民が季節の移り変わりを把握するために、それぞれの月の満月に名前を付けていたことに由来します。

芝桜

ぼく(なごやっくす)
ピンクムーンの”ピンク(pink)”は芝桜など、春の花の色から取っているはず

となると、4月以外の満月の名前も気になっちゃいますよね。

以下にまとめましたのでどうぞ!

■ 満月の名称

満月の名称01

  • 1月:ウルフムーン(Wolf Moon・狼)
  • 2月:スノームーン(Snow Moon)
  • 3月:ワームムーン(Worm Moon・芋虫)
  • 4月:ピンクムーン(Pink Moon)
  • 5月:フラワームーン(Flower Moon)
  • 6月:ストロベリームーン(Strawberry Moon)

満月の名称02

  • 7月:バックムーン(Buck Moon・オスの鹿)
  • 8月:スタージェオンムーン(Sturgeon Moon・チョウザメ)
  • 9月:ハーベストムーン/コーンムーン(Harvest Moon/Corn Moon)
  • 10月:ハンターズムーン(Hunter’s Moon)
  • 11月:ビーバームーン(Beaver Moon)
  • 12月:コールドムーン(Cold Moon)

この中だとやっぱりストロベリームーンが有名ですよね。名前がかわいいですもんね。

ストロベリームーンについての記事は以下からどうぞ。

ピンクムーンが色付いて見える条件は?3つあげておくよ

ピンクムーン

ちなみに以下の条件が上手く揃えば、ピンクムーンが本当にピンクがかって見えるかもしれません。

  1. 月が地平線の近くにある
  2. 空気中に塵(ちり)などが多い
  3. 湿度が高い(空気中に水の粒が多い)

ということで、色のついたピンクムーンを見たいなら月の出付近の夜6時半ごろも狙い目ですね。

ぼく(なごやっくす)
ピンクムーン当日の日の入時刻は18時17分。月の出時刻は18時2分です

そして国立天文台のサイトには4月の夜空について、以下のような記載もあります。

この時期には空気中の水蒸気量が増え、夜空がかすんだように見える日が多くなります。

出典:東京の星空・カレンダー・惑星(2019年4月)| 国立天文台(NAOJ)

4月は塵(ちり)の一種ともいえる花粉の量も多いので、もしかしたら色づいた月が見られるかも!?

ぼく(なごやっくす)
なお夕日のようにオレンジ色に見えるケースも。このあたりは「ピンク色だ!」という思い込みも大事ですね←

ピンクムーンを見ると恋愛運がアップする!?

満月と夜景とカップル(恋人)

最後にもう1つ。ピンクムーンを見ると恋愛運がアップするという言い伝えもあるようです。

言い伝えの出どころは不明ですが(言い伝えですからね)、冒頭で紹介した「月の本」の中にはこんな記載も。

ルネッサンスのヨーロッパでは、女性は教会の教えに背き、月を崇拝していました。いざというときに助けが必要な場合は、神ではなく、月の女神に祈れば救われることを知っていたのです。

ということで、祈って損することはないはず。恋愛成就やパートナーとの円満を祈りましょう!

ぼく(なごやっくす)
以下の記事では願い事のやり方も紹介しています。タイトルはスーパームーンですが、ピンクムーンにも応用可能ですよ

まとめ:ピンクムーンをきっかけに自然とつながろう

では今回のまとめです。

まずピンクムーンは「4月の満月のこと」で、今年2019年の日付などは以下のとおり。

■ 2019年のピンクムーン

  • 日にち:4月19日(金)
  • 方角:18時半ごろ東の空→徐々に南へ(南中時刻は23時55分)

そして、ピンクムーンが色づいて見えるかもしれない条件は以下の3つでしたね。

  1. 月が地平線の近くにある
  2. 空気中に塵(ちり)などが多い
  3. 湿度が高い(空気中に水の粒が多い)

個人的には、アメリカ先住民が月に名前を付けていたというのがステキだと思いましたね。

ぼく(なごやっくす)
当時はロマンチックな意味ではなく、生き抜くための「知恵」だったんだと思いますが

スマホが手放せない僕ですが、もっと自然にも目を向けて季節の移り変わりを全身で感じたいなぁと思う今日この頃です。

途中で紹介しきれなかった、満月関連の記事を下にのせておきますね。それでは!