加熱するイメージの強い味噌ですが、生味噌・麦味噌・八丁味噌などの種類を問わず、そのまま生で食べることができます。
このページでは、味噌をそのまま食べる場合の食べ方・効果を紹介します。
そのままご飯にのせる
シンプルにお米(白米)と味噌の味わいを楽しめる、おすすめの食べ方です。
味噌の塩っ気で、ご飯がぐんぐん進みます。
お好みでラー油やごま油をたらしても美味しいですよ(バターも◎)。
「炭水化物と組み合わせる」という意味では、そうめんや冷やし中華など、麺類にちょい足しするのもアリです。マンネリを解消する強い味方になってくれます
生野菜と一緒に食べる
生野菜と一緒に食べるのも、味噌の定番の味わい方です。
塩っ気のある味噌と野菜を一緒に食べることで、野菜のみずみずしさが際立ちます。
お手軽なのは生野菜(野菜スティックなど)ですが、サッとゆでた野菜ともよく合います。
火を使わずに、冷凍ブロッコリーをレンジでチンするだけでもOKです。
生野菜 | 加熱野菜 |
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▲味噌をそのまま付けるのにイチオシの野菜たち
味噌にお好みでマヨネーズ・七味唐辛子などの調味料や、ゴマなどの食材を加えるのもおすすめです。ちょっと変わったあたりだとヨーグルト(発酵食品仲間!)と混ぜるのもイイですね
お酒のおつまみにする
味噌をそのまま酒のツマミにするという、大人の楽しみ方もあります。
このレベルまでくると、普段の料理に使う市販の味噌では飽き足らず、味噌蔵の名前が全面に出たこだわり味噌に手を伸ばしたくなる人も多いはずです。
そのほか変わり種としては、アイスクリームにのせて食べるのもオススメです。観光地などで見かける「味噌ソフトクリーム」のイメージですね!
加熱した味噌との効果の違いは?
味噌に含まれる乳酸菌は熱に弱く、加熱によって死んでしまいます。
(死んだ乳酸菌は「死菌」と呼ばれ、腸内で善玉菌のエサになるため、効果がないわけではありません。)
いっぽう、生味噌をそのまま食べると善玉菌が腸まで直に届き、腸内環境を整えてくれます。
腸内環境が整うことによって、免疫力の向上・アップが期待できますよ。
さいごに
日本人の食塩摂取量の目標量は、女性で1日7g未満、男性で1日8g未満です。
味噌には、10gあたり1.1g~1.3g程度の食塩(相当量)が含まれています。そのまま・加熱のどちらにせよ、食べ過ぎには気を付けたいところです。
ちなみに、味噌の種類によってはアルコール(酒精)含有量がやや高いモノもあります。
アルコールに弱い人がそのまま食べる場合は、少し気にしておくとよいでしょう。
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参考URL
- 味噌はそのまま生で食べられますか。 – マルコメ
- あ、やっちゃった…「沸騰させた味噌汁」がコロナ予防になる理由 – プレジデントオンライン
- 栄養成分表示を活用しよう④ 減塩社会への道 – 消費者庁
- 食品成分データベース – 文部科学省