枝豆ほど、調理がラクチンかつ
手軽に食べられて(つまめて)、

しかもカラダに嬉しい栄養や効能が
盛りだくさんの食べ物って、
ちょっと他に見当たらないですよね。

ゆでた枝豆

しかも、最近では、

  • ダイエット
  • スタミナ不足の解消
  • 認知症予防

なんてコトにも
枝豆は効果的だと言われ出して、
なおさら、僕のまわりの、

  • かわいい女の子の友達
    (ママ友&妊婦さん含む)
  • ビール好きの男友達
  • 人生経験の豊富な諸先輩方

こんな人たちのあいだでも
枝豆人気が急速に高まっているのを、
身を持ってヒシヒシと感じています。

でも、こういった人たちでも、
じゃあ、具体的に枝豆に
どんな栄養が含まれていて、

ソレがどんな効果をもたらすかを
ビシッ!と答えられる人は、
正直少なかったりするんですよね。

そこでココでは、枝豆が何となく
体に良さそうなのは知っているけど、

「ぶっちゃけ、その先の詳しいことは
 よく知らない(でも気になる!)…」

という人必見の、枝豆の栄養に関する、

  1. コレだけはお伝えしたい!という、
    枝豆に含まれる、おもな栄養成分
  2. ソレがカラダにもたらしてくれる、
    うれしい&ありがたい効果や効能
  3. 加えて覚えておいたほうがイイ、
    枝豆の食べ過ぎが招く4つの危険

以上3点について、栄養や栄養学に
詳しくない人でも理解できるように
できるだけ分かりやすくまとめました。

まずは早速、コレが頭に入っている
だけで、枝豆を食べるときの
ありがたみがさらにアップする(!?)、

枝豆に含まれている
おもな栄養成分
から
一緒に見ていきましょう^^

超基本!枝豆に含まれる代表的な栄養成分6つ

1. ビタミンB1

うな丼

まず押さえておきたい栄養素は、
こちらのビタミンB1。

「ビタミン」って聞くと、野菜を
イメージする人が多いと思います。

でも、このビタミンB1は、
豚肉やウナギなどに、たっぷりと
含まれている栄養素なんですよね。

で、ビタミンB1がもたらしてくれる
うれしい効果・効能については、
のちほどバッチリ説明します。

なので、まずは、

「へぇ~、枝豆には
 こんな栄養も入ってるんだ!」

くらいの、ゆる~いスタンスで
この章を読み進めていってくださいね^^

2. メチオニン

かつお(鰹・カツオ)のたたき

続いてご紹介する栄養成分は、
メチオニン。

あまり聞き慣れない名前かも
しれませんが、このメチオニンは、

  • カツオ
  • ブリ
  • ハマチ

などの魚介類
とくに豊富に含まれています。

先ほどのビタミンB1
(豚肉やウナギに多い)に
このメチオニンと、

肉や魚に多く含まれている栄養成分が
枝豆にも入っているなんて、ちょっと
不思議でワクワクしちゃいますよね。

で、続いてご紹介する栄養成分も、
味噌汁の具としても有名な、あの「貝」
に多く含まれているモノになります。

3. オルニチン

しじみ(シジミ)

シジミに、たっぷりと入っていて、

「1つだけぇ…、あっ2箱!? 2箱!?」

のテレビCM(たしか自然食研さんの
サプリでしたよね!)でもお馴染みの
オルニチン。

このオルニチンも、
枝豆にバッチリ含まれています。

ただ、普通の枝豆にはそれほど
多くのオルニチンは入っていなくて、
含有量が豊富なのはだだちゃ豆。

ですので、枝豆からオルニチンを
たっぷりと摂取しようと思ったら、
だだ茶豆を買う必要があります。

とはいえ、近くのスーパーだと、
普通の枝豆しか手に入らない!
っていう人も多いと思うので、

のちほど、山形県鶴岡市特産
正真正銘のだだちゃ豆が買える
お店をご紹介しますね。

4. 食物繊維

切干大根

女性にうれしい栄養成分の1つである
この食物繊維も
枝豆には豊富に含まれています。

食物繊維については
今さらウダウダと説明する必要はないと
思うので、サクッと次に進みましょう!

残りの2つも、とくに女性にとって
欠かせない&頼もしい存在
になる
栄養成分になりますよ^^

5. 葉酸

いちご(苺・イチゴ)

妊婦さんや、妊活中の女性にも
大切になってくる栄養素といえば
この葉酸。

実はゆでた枝豆は
1食分あたりの葉酸の含有量が、

  • イチゴ
  • ブロッコリー
  • アスパラガス

こういった
並みいる強豪たちを押さえて、
なんと堂々の1位(!)なんですよね。

葉酸の具体的な効果・効能については
のちほど詳しく説明しますが、

もし今、あなたやあなたの奥さんが
妊娠中 or 妊活中なら、こちらにも
目を通しておくと良いですよ^^↓

そして、最後にご紹介する栄養成分は…

6. イソフラボン

大豆と升(ます)

最後に押さえておきたいのが、
大豆に含まれることで有名な
こちらのイソフラボン。

ご存知の方も多いと思いますが、
枝豆は、まだ熟していない状態の
青い大豆を収穫したモノ
ですよね。

ですので、枝豆にも当然
このイソフラボンがしっかりと
含まれているというワケです。

ということで、枝豆に含まれる
代表的な栄養成分のご紹介は
コレくらいにしておいて、

続いては、いよいよ
枝豆の嬉しい効果・効能について
見ていきましょう。

こちらも6つ!枝豆のカラダに嬉しい効果&効能

1. スタミナ不足の解消

オフィスで挨拶をする女性社員

「枝豆=夏」のイメージが強い人も
多いと思うので、まずは夏バテにも
効きそうな、こちらの効果・効能から。

一番初めに登場したビタミンB1には、
糖質をエネルギーに変換してくれる
働きがあります。

また、3番目に登場したオルニチンには
新陳代謝の活性を促して、疲労物質の
蓄積を防いでくれる働きがあるんです。

ですので、枝豆を食べることで
スタミナ不足の解消や疲労回復といった
効果が期待できます。

先ほど出てきた、
ウナギやシジミを毎日食べるのは
なかなか大変だったりしますが、

枝豆なら食欲が落ちがちな夏も含め、
いつでも手軽につまめるのも
うれしいポイント。

ということで、枝豆は、
ドラゴンボールに登場する
「仙豆(せんず)」のイメージ
で、

体力を回復させたいときに、
積極的に食べるようにしましょう!

(仙豆って、今の時代でも
 フツーに通じるのかな…)

そして、

「枝豆といえば、夏もそうだけど、
 やっぱりビールでしょ!」

というあなたに
ぜひ知っておいてもらいたい、
続いての効果・効能は…

2. 二日酔いになりにくい

ビールと枝豆

つい先ほど登場したオルニチンには、
肝機能を強化してくれる働きが。

また、2番目に登場したメチオニンには
ビタミンB1・Cと共に、アルコールの
分解を促してくれる働きがあります。

(ちなみに、枝豆には、
 ありがたいことにビタミンCだって、
 ちゃんと含まれていますよ!)

なので、ビールなどのアルコールを
飲むとき、一緒に枝豆を食べれば、

飲み過ぎや二日酔いの症状を抑える
効果だって、期待できちゃうんです。

ビールのおつまみに枝豆が出される
のには、ただ美味しいだけじゃなく、
こんな合理的な理由があったんですね。

なお、ココまで読んできて、

「私(俺)は、お酒を飲まないから、
 ココは関係ないよね~♪」

と思っているあなたも、
油断するのは、まだ早い!

なぜなら、現代社会において、
日本人の4人に1人は肝機能に何らかの
問題があると言われている
から。

特にふだんから、

  • 暴飲暴食
  • 睡眠不足
  • ストレスにさらされる

こういった生活をしている人は、
知らず知らずのうちに、肝臓に大きな
負担をかけている可能性があります。

ですので、思い当たるフシがある人は
たとえお酒を飲む習慣がなくても、

普段のおかずに枝豆を加えるなどして、
自らの肝臓を、しっかりと
労わって(いたわって)あげたいですね。

続いて、3つ目の効果・効能は
とくに年配の方に注目して頂きたい
モノになります^^

3. 高血圧の改善

血圧計

前半では、ご紹介していなかった
成分になりますが(失礼!)、枝豆には、

  • カリウム
  • マグネシウム
  • リン

などといったミネラル類
豊富に含まれています。

その中でも、カリウムは
体内の塩分(ナトリウム)を分解し、
排出してくれる働きがあるんです。

ですので、枝豆は高血圧の改善にも
効果があると言われているんですよね。

こう見てくると枝豆は、老若男女
誰が食べても何かしらの効果が得られる
スーパーフード
って感じがします。

そして、次からはいよいよ、
女性必見のうれしい効果効能を、
3つ連続でご紹介していきますよ!

4. 腸内環境の改善

お通じが良くなり嬉しそうな女性(便秘解消)

4番目に登場した食物繊維には
多くの人がご存知のとおり、
腸内環境を改善する働きがあります。

具体的には、

  • 便秘の解消
  • 腸内の有害物質の排出促進
  • 大腸がんの予防

こういったモノがあげられますね。

もちろん、女性にとっての嬉しい効果は
コレだけに留まりません!

5. 女性の健康のサポート

妊婦さんのお腹

5番目に登場した葉酸は、プレママや
赤ちゃんが欲しいと思っている女性が
積極的に摂りたい栄養成分。

また6番目に登場したイソフラボンは、
体内で女性ホルモンと良く似た働きを
してくれる
ので、たとえば閉経後の、

  • 骨粗しょう症のリスク
  • 動脈硬化のリスク
  • 更年期障害の症状

これらを抑える
効果・効能が期待できます。

さらに枝豆には、女性に不足しがちな
鉄分も含まれているので、月経期や
妊娠期の貧血予防
にも効果的です。

最近では、加工食品の普及もあって
女子中学生・女子高校生の貧血が
増えているなんて話も聞くので、

「自分(やウチの娘)は、
 まだ若いから大丈夫♪」

と油断せずに、枝豆を毎日の食卓に
積極的に取り入れたいですね。

で、何だかんだ言って、
コレが一番気になる!という女性も
メチャメチャ多い、注目の効果が…

6. さらにはこんな美容効果も!?

微笑むロシア人美女

先ほどは、イソフラボンが
もたらしてくれる、健康面での
効果・効能に注目しましたが、

美容面での効果・効能だって
見逃せません。

イソフラボンが体内で
女性ホルモンと同じような働き
をしてくれることにより、

  • バストアップ(成長期)
  • 肌の潤いを保つ
  • 髪質の低下を防ぐ

こういった効果効能が期待できますし、
さらにイソフラボンには、
強力な抗酸化作用があるので、

  • 肌トラブル(シミなど)の改善
  • アンチエイジング
  • ダイエットのサポート

こんな効果や効能だって、
期待できちゃいます。

ちなみに、

「ダイエットのサポートって何?」

と思った人のために、
カンタンに説明しておくと、

ダイエット中って、どれだけ前向きに
取り組んでいても、どうしても疲労や
ストレスが溜まりがちになりますよね。

すると、それに伴って活性酸素が
私たちの体内でたくさん発生してしまう
リスクも増えることになります。

そんなとき、救世主的な働きを
してくれるのが、枝豆に含まれる
イソフラボンの抗酸化作用。

というのも、

  • 抗酸化作用=活性酸素の除去

なので、枝豆を食べることで
ダイエットが成功する確率も
少なからず高まる!?というワケです。

他にも、

  • ポッコリお腹の解消(食物繊維)
  • むくみの解消(カリウム)
  • 美しい爪の維持(オルニチンetc.)

などなど、これでもか!というくらい、
女性にとって魅力的な効果・効能が
次から次へと出てくる枝豆。

これだけ沢山の効果・効能があると、
その1つ1つを細かく確認するよりも、

「とにかく枝豆は、美容にイイ!」

と、シンプルに考えて食べたほうが、
頭の中もゴチャゴチャにならずに
分かりやすいかもしれないですね(笑)

ただし、どんなに枝豆が
健康や美容に効果的だといっても、
やっぱり食べ過ぎは良くありません。

ということでお次は、
枝豆の食べ過ぎが招く、
4つの危険について見ていきます。

枝豆の食べ過ぎが招く4つの危険【デメリット】

1. 痛風の原因になる

足の親指

尿酸値を高め、痛風の原因に
なることで知られるプリン体。

テレビなどの情報に触れていると、
枝豆にはこのプリン体が、たくさん
含まれているイメージがありますよね。

でも実は、枝豆に含まれる
プリン体の量は100gあたり47.9mg。

これは「高尿酸血症・痛風の
治療ガイドライン」の分類によると、

  • 300mg以上 :極めて多い
  • 200~300mg:多い
  • 50~100mg :少ない
  • 50mg以下 :極めて少ない

出典:公益財団法人痛風財団HP 食品・飲料中のプリン体含有量

こんな感じで、4段階中もっとも低い
「極めて少ない」に分類されるんです。

じゃあ、なんであえてプリン体を、
ココで取り上げたのか??

それは、ビールなどのお酒と一緒に
枝豆を食べると、アルコールの作用が
加わって尿酸値が上昇してしまう
から。

ですので、ビールと枝豆の相性が
どんなに良いからといって、

アルコールを摂取する際の
枝豆の食べ過ぎは、
控えるようにしましょう。

2. お腹を下しやすくなる

お腹を押さえる女性社員

先ほど、腸内環境を整えてくれる
嬉しい働きを紹介した食物繊維ですが
当然食べ過ぎはNG。

枝豆は、この食物繊維を
豊富に含むこともあり、決して
消化に良い食べ物だとは言えません。

とくに普段から
お腹が痛くなりやすい人や、
下痢などの症状に悩みがちの人は、

ついつい調子に乗って
パクパクと食べ過ぎないように
気を付けたいですね。

食後によくお腹が痛くなったり
下痢になっちゃうのが悩みだと
いう人は、こちら。↓

ビアガーデンなどを含め、外出先で
腹痛や下痢になることが多い人
は、
コレに目を通しておくとイイですよ^^↓

それから、ダイエットに
興味のある女性にとって
死活問題とも言えるのが…

3. 知らないうちにカロリーオーバー!?

お腹の贅肉を気にする女性

「枝豆=低カロリー」というイメージが
強いですが、それはあくまで枝豆を
そのまま「豆」と捉えたときの話。

栄養学で分類される野菜の中で見れば
枝豆のカロリーは100gあたり135kcalと
不名誉にも(?)かなり高い数値です。

実際に、代表的な野菜や豆類と、
枝豆のカロリーを比較してみると…

代表的な食品100gあたりのカロリー
豚ばら肉386kcal
納豆200kcal
アボカド187kcal
だいず(ゆで)180kcal
ごはん(精白米)168kcal
えだまめ134kcal
とうもろこし99kcal
じゃがいも73kcal
にんじん36kcal
レタス12kcal

こんな感じで枝豆が、特別カロリーの
少ない食品ではないことが、容易に
お分かりいただけるかと思います。

コレをふまえれば、1回の食事で摂る
枝豆の量は多くても20~25莢(さや)程度
に収めたいですね。

最後は塩分についての話と、
記事の途中で出てきた
イチオシだだちゃ豆のご紹介です!

4. 塩のかけ過ぎにも要注意!

ふくらはぎのむくみ

枝豆ソレ自体に含まれているわけでは
ありませんが、茹でるときにたっぷりの
塩をかけるのが好きな人も多いはず。

ただし塩分の摂り過ぎは、足などの
むくみや血圧の上昇につながりますし、
もっと怖いトコロでは、

  • 腎臓疾患
  • 不整脈
  • 心疾患

こういった病気の原因になる
リスクだってあります。

ですので、食べるときは塩に頼らず、
枝豆が本来持っている自然の甘み
じっくり味わうようにしたいですね。

で、記事の途中で触れた、たっぷりの
オルニチンが摂れて、しかも美味しい
一押しのだだちゃ豆が以下になります。

味が良いのはもちろん
冷凍なので、茹でる手間もなく
手軽に食べられちゃいますよ♪↓

山形県鶴岡市の冷凍だだちゃ豆
殿様のだだちゃ豆 200g×5袋

長くなったので、
一度スッキリとまとめましょう!

あと、自分で枝豆を茹でたい人のために
おいしいゆで方についての動画
最後にご紹介しますね^^

まとめ&枝豆の美味しいゆで方はコレ!

ふぅ。だいぶ記事が長くなりました。

前半の内容が頭から飛んでしまった、
なんて人も多いと思うので、ココで
改めてビシッ!とまとめておきます。

まず、コレだけは押さえておきたい、
枝豆に含まれる代表的な栄養成分は、
以下の6つ。

  1. ビタミンB1
  2. メチオニン
  3. オルニチン
  4. 食物繊維
  5. 葉酸
  6. イソフラボン

そして、枝豆を食べることで得られる、
私たちのカラダに嬉しい効果・効能に
ついては、こちらの6つでしたね。

  1. スタミナ不足解消
  2. 二日酔いになりにくい
  3. 高血圧の改善
  4. 腸内環境の改善
  5. 女性の健康のサポート
  6. 美容効果

さらに、枝豆がいくらカラダに良い
とはいえ、食べ過ぎてしまうと、

  1. 痛風(プリン体)
  2. 下痢(食物繊維)
  3. 肥満(カロリー)
  4. 血圧の上昇(塩分)

こんな危険を招くリスクもありますよ
という話もしました。

で、先ほどは茹で&冷凍済みの
美味しい「だだ茶豆」を
ご紹介しましたが、

枝豆を自分で買ってきて茹でたい人
こちらの動画を参考にして
調理するのがイチオシです。↓

ちなみに、僕自身は
家でパソコンを使って仕事したり
勉強したりすることが多いので、

そのときに、ポテトチップスなんかの
代わりに枝豆をつまむっていう生活を
続けてて、ソレが結構イイ感じです。

栄養的に枝豆のほうが優れているのは
もちろん、カロリー的に見ても
100gあたりのカロリーは、

  • ポテトチップス:554kcal
  • 枝豆(えだまめ):134kcal

こんな感じでかなりヘルシーですし、
さらに枝豆って食べるときに
自然と指先を使うので、

適度に脳が活性化されて
仕事や勉強が捗る(はかどる)気が
する
んですよね。

(実際、指先を刺激すると、
 脳が活性化されるっていう話は、
 よく聞きますよね!)