芯も葉っぱも両方美味しく食べられる、鍋に入れる白菜の切り方を、参考動画とともに1ステップずつご紹介します!
鍋(なべ)料理の定番食材として外せない、冬が旬の野菜といえば白菜(はくさい・ハクサイ)!
…なんですが、切り方を間違えると火の通っていない、芯の固い部分が出てきますよね。
コレが原因で、鍋パーティーのときに参加者(友達)から冗談交じりに軽いクレームを入れられた経験をお持ちの方も、(過去の僕のように)いるのではないでしょうか(笑)
そこでココでは、鍋の定番なのに若干不人気という、ちょっと不思議な食材・白菜の、
- 鍋に入れるときにオススメの切り方
について、参考になる動画も載せつつ分かりやすくまとめました^^
ということで、早速、鍋に入れる白菜の切り方講座のはじまりです!
目次(もくじ)
鍋に入れるならコレ!白菜の美味しい切り方を4ステップで!
ステップ1. 葉っぱを1枚ずつはがす
まずは、白菜の芯のまわりに包丁で切り込みを入れ、葉先から根元に向かって1枚ずつはがしていきます。
葉っぱの剥がし方やキレイな洗い方については、上の味の素(AJINOMOTO)さんの動画が、スゴく参考になりますね^^
で、白菜を1枚ずつ剥がしたら…
ステップ2. 芯の部分と葉の部分をV字に切り分ける
続いて、芯の白い部分と葉っぱの緑色の部分とに切り分けていきます。
このとき、上の画像の赤線のように、切ったトコロがV字になるように包丁を入れるのがポイント!
というのも、こうやって芯と葉を丁寧に分けると、食感や味わいにイイ意味でのメリハリが生まれるんですよね^^
具体的には、芯を食べたときには、シャキシャキッ!とした感覚を。
葉のほうを食べたときは、ダシの旨みがジュワ~ッと口いっぱいに広がっていく感覚をそれぞれ楽しむ事ができます。
なお、僕の画像を加工する技術が拙いこともあり、上では白菜まるごとのイラストを使用しています。
…が、実際には1つ目の工程の葉を1枚ずつ剥(は)がす手順をふんでから、葉と芯を切り分けていくようにしてください。
そして、次の3ステップ目が、鍋に入れる白菜を美味しくするための、最重要ポイントになります!
ステップ3. 芯の部分は食べやすい長さにして千切りにする
先ほど切り分けた白菜のうち、芯の部分を、食べやすい大きさの千切りにしていきます。
で、先ほど言ったように、この部分が鍋に入れる白菜を美味しくするための、最重要ポイント!
というのも、食べやすい大きさの千切りにすることで、
- 火がきちんと芯の中まで通りやすくなる
- シャキシャキした歯ごたえも楽しめる
この2つのメリットを同時に享受できる、絶妙なバランス加減の白菜が出来上がるからなんです^^
ちなみに、もう1つの切り方として、白菜の芯を薄くそぎ切りにする方法もあります(フグ刺しの要領ですね)。
しかし、切るときの難易度や食べやすさなどを総合的に考えると、こちらの千切りのほうがイチオシですね。
で、ココまでくれば、あとは葉っぱの部分をどうするかですね!
ステップ4. 葉の部分はざく切りにすればOK!
そして最後に、残った葉っぱのほうをこれまた食べやすい大きさに”ざく切り”すれば、鍋に入れる白菜の美味しい切り方講座は、コレにて終了!
…なんですが、ココでひと手間かける余裕があるなら、ざく切りにするときは包丁を使わずに、手でちぎるのがGood。
というのも、手でちぎるコトで白菜の中の「うま味エキス」が鍋に溶け出しやすくなります。
さらに、白菜とダシが触れる面積も広がるので、今言ったのとは逆に、白菜の中にダシがより染み込みやすくなるんですよね。
(つまり、鍋と白菜との一体感が強く生まれるってワケです!)
こうした、ちょっとしたひと手間がいざ白菜を口に入れたときの小さくない美味しさの差となって現れてきます。
ですので、今まで包丁で切っていたという人は、ぜひ一度葉っぱを手でちぎってみてくださいね^^
画面をスクロールせずに、一目で白菜の切り方の4ステップが確認できるよう、一度、記事の内容をまとめましょう!
鍋に入れる白菜の切り方まとめ
今回は、美味しい&クレームが出ない、鍋に入れるときにオススメの白菜の切り方についてご紹介してきました。
最後にもう一度、今回ご紹介した切り方をおさらいしておくと、こういったカタチになりますね^^
■ 白菜のオススメの切り方
- 葉っぱを1枚ずつはがす
- 芯と葉をV字に切り分ける
- 芯を適当な大きさの千切りにする
- あとは葉を手でちぎればカンペキ!
ちなみに、一回の鍋で使いたい白菜の量の目安(めやす)を表にしたものがこちら。
人数 | 白菜の量の目安 |
---|---|
一人鍋 | 2,3枚で充分 |
2人 | 8分の1(約200g) |
3,4人 | 4分の1 |
5,6人 | 半分 |
ついつい多めに入れてしまう人が多いので参考にしてくださいね。
というのも何より僕自身、大学時代に3,4人で鍋パしたときは、1/2サイズの大きさの白菜を、
とノリで全て鍋に入れた結果、できあがった鍋から出てくるのは半分以上の確率で白菜…、という失敗を何度もした事がありますので(←学習しろw)。
白菜と同じくらい、その切り方によって鍋の出来上がりの味に差が出る、
- 人参(にんじん)
- 椎茸(しいたけ)
のオススメの切り方はこちらからどうぞ。
この記事を学生時代の僕に読ませてあげたかったなぁ(笑) それでは!