ふだん神社に参拝(お参り)に行くことが多い人向けに、お寺での参拝方法(仕方)についてまとめたので、シェアします!

成田山新勝寺の総門

ふだんのお参りは神社に行くコトが多いという人も、

  • 人気のお寺に初詣に行く
  • 観光先に有名なお寺がある
  • パワースポット、あるいは御朱印巡りをしている

こんなときなんかに、お寺に参拝する(お参りする)機会がふいに訪れるコトありますよね。

そこでココでは、ふだんはおもに神社にお参りするコトが多い人向けに、

  • 神社との違い

に着目しながら、お寺の基本的な参拝作法(流れ・マナー)を紹介していきます。

ということで、まずはさっそくお寺の本堂に辿り着くまでの流れから見ていきましょう~。

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まずはお寺の本堂に辿り着くまでの流れをチェックしよう

お寺の入口から本堂に辿り着くまでの流れは、以下の3ステップ。

  1. 三門の前で合掌する
  2. 手水舎で手と口を清める
  3. (鐘楼があれば鐘を撞く)

1ステップずつ見ていくと…

1. 三門(さんもん)の前で一礼する

京都・知恩院の三門

京都・知恩院の三門

神社に鳥居があるように、お寺には三門(さんもん)と呼ばれる聖域と外界の境目があります(山門と書く場合もあります)。

ですので、鳥居の前で一礼するように、お寺では三門の前で合掌して(手を合わせて)、仏様に挨拶する&心を清めましょう。

三門は「三解脱門(さんげだつもん)」の略だと言われているので、僕らが心の中に持っている、

  1. 欲望
  2. 怒り
  3. 愚かさ

この3つの汚れを三門で清めてから本堂へ向かうというコトですね。

なお、子供の頃におじいちゃんやおばあちゃんに教えられて、自然とできている人も多いと思いますが、

  • 三門の敷居は踏まずに跨(また)いで通る

というのも、れっきとしたマナー。

敷居を踏むコトで建物の傷みが早くなってしまうのに加え、敷居が悪い物の侵入を防ぐ役割を果たしているのがその理由だと言われています。

■ 「入口の門=三門」と考えてOK

浅草寺の雷門

浅草寺の雷門

お寺のサイトの境内案内を見ても分かるとおり、実際に「三門」と記載のある所は少ないのが現状。

ですので、参拝するときはお寺の入口になっている門を三門だと思っておけばOK。

有名処で言えば、上の浅草寺の雷門の前で一礼&ココロを清めて本堂へと向かうイメージですね。

そして、三門をくぐったら、神社でもお馴染みの手水舎(てみずや・ちょうずや)に向かいましょう。

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2. 手水舎(てみずや)で手と口を清める

手水舎

三門(入口になっている門)をくぐったら、続いて、手水舎(てみずや・ちょうずや)で手と口を清めます。

ココでは、神社でやっているのと同じ手順(方法)で進めていけば全くもって問題なし。

とはいえ、手水のやり方を良く知らない人もいらっしゃると思うので、手順を示しておくと、

  1. 右手で柄杓を持ち水を貯める
  2. 左手→右手の順に清める
  3. 左手に水を貯め口をすすぐ
  4. ふたたび左手を清める
  5. 柄杓を立てて、残った水で柄を清めてから元に戻す

上の5ステップで進めていけばOKです。

なお、ビジュアルで覚えたい人は、以下の動画も参考にしてくださいね。

で、次のステップは現在では行わない場合が多いですが…

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3. 鐘楼(しょうろう)があれば鐘を撞く

鐘楼(しょうろう・お寺の鐘)

鐘楼(しょうろう)のあるお寺であれば、鐘を撞いてから、本堂に向かいます。

ただし、お寺によっては鐘をついてはいけないトコロもあるなどこのあたりはちょっと複雑。ですので僕自身は、鐘があっても鳴らさずにそのままスルーする場合がほとんどです。

なお、参拝後に鐘を鳴らすのは、

  • 戻り鐘

と呼ばれ、忌み嫌われる行為とされているのでご注意を。

…と、ココまでのステップをこなしたら、いよいよ本堂で仏様とご対面。ということで続いては、本堂に着いたあとの参拝の作法です。

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本堂に着いたあとの参拝の作法(流れ・マナー)を説明するよ

本堂に着いてからの参拝方法は、以下の2ステップを覚えておけば問題なし。

  1. お線香をあげて一礼する
  2. お賽銭を入れてお祈りする

こちらも1つずつ見ていきますよ。

4. お線香をあげて一礼する

お香

本堂の前に到着したら、ここでも穢れを清めるためにお線香をあげます。お寺では神社にお参りする場合と比べ、身と心を清める場面が多く出てきますね。

なお、元々は穢れを祓うためだったお線香をあげる行為も、今では浅草寺のお香に代表されるように、

  • 香炉の煙をケガや具合の悪い箇所にあてるとソコが良くなる

という言い伝えも多くなっています。

ちなみに、ロウソクもお線香もほかの参拝者の灯明(とうみょう)から火を受けると、

  • その人の業(ごう)を受けてしまう

と言われているのでご注意を。一言で説明するのは難しいですが、ざっくり言うと、その人の人生まで引き受けてしまうってコトですね。

またお線香を、人の息で汚すのは良くないことだとされています。ですので、お線香をつけるのに使った火は、息ではなく手であおいで消すと良いでしょう。

ココまでこれば、あとはお賽銭を入れてお祈りするのみ。ですが、お祈りの仕方が神社のソレとは異なってくるので、次でしっかり確認しておきましょう~。

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5. お賽銭を入れてお祈りをする

お賽銭箱

お線香をあげたら、いよいよお祈り。賽銭箱にお賽銭を入れて鳴り物があればそれを鳴らしたのち、手を合わせて(合掌して)お祈りします。

お祈りするときは、拍手(かしわで)を打たないのが、神社でのお参りと大きく違うポイント。

お寺では、左右の手を胸の前で静かに合わたうえで、お祈りの言葉を唱えてお祈りをします。

なお、言葉は宗派によって異なりますが、多くのお寺ではお祈りの仕方が書かれた紙がお賽銭箱の前に貼ってあります(ありがたい!)。

ですので、言葉が分からない場合は恥ずかしがらずにソレをカンペ代わりにして、お祈りしましょう。

代表的な言葉としては「阿弥陀如来(あみだにょらい)」が祀られている場合の、

  • 南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)

が良く知られていますよね。

東京大仏

そして仏教では右手が仏様、左手が自分自身を表すとされています。つまり両手を合わせることで、仏様と自分が一体化できるというワケですね。

お祈りが終わったら、さいごに一礼しましょう。記事の内容をおさらいしますよ!

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まとめ&この機会に筆跡診断(占い)はいかが?

では、この記事のまとめです。お寺での参拝方法(参拝の流れ)を、もう一度わかりやすくまとめると、以下の5ステップになります。

■ お寺での参拝方法(作法)

  1. 三門の前で合掌する
  2. 手水舎で手と口を清める
  3. (鐘楼があれば鐘を撞く)
  4. お線香をあげる
  5. お賽銭を入れてお祈りをする

「清める」と「感謝する」という2つのキーワードを忘れずに、あとは謙虚な心でお参りしたいですね