車の運転免許証は身分証明書として広く用いることができるため、いざというときに自分自身を守ってくれる存在ともいえます。
このページでは、運転免許証の写真を撮影するときの服装について紹介します。
免許証の写真に不向きな服装は?
運転免許証の写真は、その人物が本人であるかどうかを簡単に見分けられる必要があります。
そのため、顔(あご)の輪郭が隠れてしまう服装はNGです。極端に首の長いタートルネックなどは避けるのがよいでしょう。
いっぽうで、パーカーのフードなどが首の後ろに写るくらいであれば問題はないようです。
また、ネックレス・ピアス・イヤリングなどのアクセサリーも、よほどのものでない限り許容されます。
「写真を撮る人が『ネックレス傾いてますよ。大丈夫ですか?』と教えてくれた」なんて人もいるようです。運転免許試験場でのお仕事なんて相当お忙しいだろうに、ステキな優しさですね!
服の色について
免許証に用いる写真は「道路交通法施行規則」によって「無背景」であることが求められています。
ですので、基準を満たさない可能性がある「背景と同化する色(=背景と同じ色)」の洋服は避けるのが無難です。
一般的に、運転免許試験場での写真撮影に用いられる背景は「水色(ブルー)」です。不安な場合は青色以外の服を着ていくのがよいでしょう。
そのほか色関連では、レンズの色が濃いサングラスや、瞳の色や大きさが著しく変わるカラーコンタクトレンズもNGです。
さいごに|おすすめの服装は?
最後までご覧いただきありがとうございます。
結局のところおすすめなのは、男女限らず「お気に入りの普段着」です。首まわりのヨレなどには気を付けておきましょう。
あえて細かいところを挙げるなら、身分証明書として一年中使う可能性があるため、あまりに季節感の強い服装は避けたほうがイイかもしれませんね。
そう考えると、夏よりも冬に免許更新する人のほうが、服装選びに気を使いそうです(とはいえ、夏のベアトップは裸に見える可能性があるので避けましょう)。完全なる余談ですが、免許証の写真だけを見てその人の誕生日(誕生月)を当てるゲームをやったら、服装に注目することで正解率が高くなるかも!?
※免許用写真の基準はお住まいの地域によって異なる場合があります。詳細は各都道府県警察の公式サイトなどでご確認ください
参考URL
- 免許写真判断基準、申請用写真及び持参写真のご案内 – 警視庁
- 免許用写真の添付に関する申請者の利便性の向上について(通達) – 警察庁
- 道路交通法施行規則 – e-GOV 法令検索