ちょっとした非日常感を味わえるイベントだからこそ、夏フェスに行く服装はどんな格好がよいのか悩みがち。
そんなときは、基本のアイテムを1つずつ確認して、手元に揃えていくのがおすすめです。
このページでは、老若男女問わずフェスの雰囲気に自然となじめる、野外フェスにおすすめの服装・コーデを紹介します。
冒頭画像:フジロックフェスティバル via Wikimedia Commons Kevin Utting CC BY 2.0 (加工して作成)
Tシャツの基本
日焼け対策+気温の変化に対応できる「半袖Tシャツ+長袖インナー(ロングTシャツ)」が基本です。
重ね着しておけば、現地でフェスやアーティストのTシャツを買ったときに、場所を気にせず着替えられます。
初めてのフェスだと、家にそういったTシャツがない場合が多いですからね。
長袖インナーのアイテム例 |
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とはいえ、インナーシャツは必須ではありません。とくにロックフェスだと、黒Tシャツ1枚で参加する人も目立ちます。このあたりはお好みでどうぞ!
パンツの基本
ゆったりしたサイズ感のパンツであればなんでもOKです。できれば通気性の良い素材をおすすめします。
「ハーフパンツ×レギンス(インナー)」の組み合わせも、フェス会場ではおなじみのファッションです。
ハーフパンツは動きやすさ◎。レギンスは紫外線対策に加え、土・泥の飛び跳ねや、虫刺され、周りの人の足などから自分の足を守ってくれます。
パンツのアイテム例 |
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デニムでもOKですが、汗や雨を吸ったときに乾きにくいことは頭に入れておきましょう。都市型フェスならデニムも大いにアリですし、女子ならワンピースやロング丈のスカートもおしゃれです!
靴(シューズ)の基本
靴はスニーカーが間違いないです。
ふだんから履き慣れていて、より運動靴に近いアイテムをチョイスしましょう。クッション性に優れたものがベストです。
今から新しいシューズを買うつもりなら、トレッキングシューズもおすすめ。
1足買っておけば、フェスが終わったあともアウトドアシーンに幅広く大活躍してくれますよ。
靴(シューズ)のアイテム例 |
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逆にNGなのは、思わぬケガにつながりやすいピンヒールや厚底ヒールです。「足を固定できないサンダル」も、初めてのフェスならとりあえずやめておきましょう。履いている人がいないわけではありませんけどね
バッグの基本
身体に密着する小さめのショルダーバッグ・ボディバッグが基本です。動いても気になりづらいですし、万が一のスリ・盗難のリスクも減らせます。
サイズとしては、500mlのペットボトルが2本くらい入るモノが無難です。できれば通気性の良い素材のアイテムを選ぶと、身体に触れる部分のベタつきを抑えることができます。
バッグ(鞄)のアイテム例 |
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ここで紹介したのはフェス会場内で持ち歩く、いわば「サブバッグ」。大きめのバッグ(メインバッグ)と合わせて持って行き、メインバッグはクロークに預けるのが一般的です!
帽子の基本
ふだん帽子をかぶらない人でも、フェスでは限りなく必須に近いアイテムです。
紫外線対策に小雨対策、そして何より熱中症対策の強い味方になってくれます。
野外フェスだと、まわりに日陰すら見当たらず、ずっと直射日光を浴び続けることも珍しくありませんからね。
フェスでおなじみの「あごひも付きハット」は、前述のメリットに加えて風を気にしなくて済む、おすすめのアイテムです。
アイテム例 |
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一見ダサく思われがちなフェスの服装も、その機能面を知ればイメージがガラッと変わるはずです。フェスを思い切り楽しむという理に適っていますからね。なお、あまりにツバの大きな帽子は、周りの視界を遮ってしまうことがあります
さいごに【コーデのコツ】
最後までご覧いただきありがとうございます。
一歩進んだコーデのコツとしては、「上下どちらかだけインナーを見せる」ことを意識するのがおすすめです。
「上を重ね着したら、下は長ズボン」、「上がTシャツ1枚なら、下はハーフパンツ×レギンス」といった感じで、上下のバランスを取るイメージですね。
色(カラー)に迷ったら「インナー・パンツ・スニーカー・靴・帽子」はすべてモノトーン(黒・白・グレー)でまとめ、Tシャツの色を自由に選ぶ(現地で買う)のがおすすめです。たったこれだけで、統一感が損なわれない、まとまったコーデになりますよ