ムートンブーツやエンジニアブーツを履いて歩いていると、ブーツの中で靴下が脱げてしまうことがあります。
かかとはスースー、つま先はムニュムニュして、なんとも気持ち悪いです。これを防ぐ方法はあるのでしょうか?
このページでは、ブーツや長靴の中で靴下が脱げる(ずれる)原因と、脱げにくくする方法を紹介します。
ブーツの中で靴下が脱げる原因は?
ブーツの中で靴下が脱げてしまうのは、歩くとき(かかとを浮かせるとき)に、靴下が下に引っ張られるのが原因だと考えられます。
どんな靴を履いていてもこの力は働くのですが、ブーツはほかの靴より重く、靴底がしっかりしていることが多いです。
そのため、靴下を下に引っ張る力(靴下を脱がす力)が強くなりやすいのです。
脱げにくくする方法は?
今あげたブーツの特性上、完璧な対策をあげるのは難しいですが、脱げにくくする方法はいくつかあります。
長い靴下をはく
長い靴下を履いて、靴下と足(肌)の接する面積を大きくしておくと、靴下が脱げそうになったときの摩擦抵抗力を強くすることができます。
ただし、ブーツの形状によっては、ブーツと靴下とが接する面積も大きくなるので、あまり効果が出ないケースもあります。
滑り止めつきの靴下をはく
靴下と足の接する面積を大きくする代わりに、かかとなどに滑り止めのついた靴下を履いて、靴下が脱げるのを防ぐのも1つの方法です。
滑り止めのほか、足口部分に滑りにくい糸を編み込んで作られたアイテムなどもありますよ。
先日のヒルナンデス!でとくに話題だった「つま先ワイド 脱げにくいフットカバー」。脱げやすいなどの声を元に商品改良。一日履けば、その心地良さを感じてもらえるはずです。http://t.co/vH0Q4OZ5lj pic.twitter.com/EaviKBHCkZ
— 無印良品 (@muji_net) July 31, 2015
靴下どめを使う
靴下と足(肌)を、靴下どめで固定する方法もあります。白元アースの「ソックタッチ」などが有名です。
ハイソックスやルーズソックスを止めるために、女子中高生時代に愛用していた人もいらっしゃるかもしれませんね。
ソックタッチは、化粧品などに使用されている原料で作られており、水洗いで簡単に落とすことができます。