&(アンド記号)をきれいに書くのは難しいものです。
どこから書き始めるのか分からなかったり、上手く書けないと感じることがあるかもしれません。
このページでは、&(アンドマーク)の一般的な書き方・手書きのコツと、そのほかの書き方の種類(バリエーション)を紹介します。
一般的な書き方・書き順
&(アンド)は一筆書きするのが一般的です。
右下から書き始めて、8の字を描くようにペンを動かしたあと、右上に向かってフィニッシュします。
&(アンド)を手書きするときのコツ |
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とはいえ、書き順や書き始める場所に、正式な決まりはありません。
右上から逆に書くパターンや、2画に分ける書き方などもあります。
逆に書くパターン【右上から】
&を右上から書き始める書き方もあります。
こちらのほうがバランスが取れてしっくりくるという人も多いです。
そもそも、漢字・ひらがな(カタカナ)・アルファベットなどの書き順は「上から下(左から右)」になっているのが普通です。
その意味では、こちらの書き方のほうが自然だといえるかもしれませんね。
2画に分ける書き方
2画に分けて書く方法もあります。
パターンはいくつかありますが、下の例は2画とも「8の字」の中心からスタートする書き方です。
「一筆書きだと上手く書けない…」という人は、この書き方を試してみてはいかがでしょうか。
人によっては、ビックリするくらい気持ちよく書けるかもしれせん。リズムが出ますので。
簡単な書き方【省略版】
&(アンド)の大枠だけを残して、簡単に書くパターンもあります。
左右反転した「3」を書いて(ギリシャ文字のε[イプシロン])、しっぽを付け足すイメージです。
これ単体だと何の文字か見分けがつかなくても、QとAのあいだにあれば「Q&A」、PとGのあいだにあれば「P&G」と、問題なく読めるはずです。見た目もかわいい!
4種類の書き方をまとめた動画も用意したので、よろしければご覧ください。
▲&(アンド)の書き方4パターン
さいごに
&(アンド記号)は、広辞苑では「アンパーサンド」の見出しで登場します。
どちらかというと「アンパサンド」のほうに馴染みがある人も多いかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。上の画像を指でなぞって練習するのも、簡単なトレーニングになりそうです!
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参考文献
- 『広辞苑 第七版』岩波書店,2018