投球回数: 回+
奪三振数:

奪三振率:

野球の投手(ピッチャー)の奪三振率を計算します。
上の項目を半角数字で入力して「計算する」をタップしてください。自動計算した結果が「奪三振率」の欄に表示されます。

奪三振率の計算方法は?

奪三振率(K/9)とは、投手が1試合(9イニング)でどれだけ三振を奪うかを表す数値で、「(奪三振数×9)÷投球回数」の計算式で求めることができます。
防御率と同様に、小数点以下3位まで求めて四捨五入するのが一般的です。

【例】奪三振率の出し方(求め方)

投球回数180回1/3、奪三振227
⇒(227×9)÷180.33=11.329
奪三振率11.33

上に例を挙げたのは、シーズンの奪三振率ランキング歴代1位である、2019年の千賀滉大投手(福岡ソフトバンク)の記録です。
この年、千賀投手は育成出身選手初&令和初となるノーヒットノーラン(無安打無得点試合)を達成しています。


▲【快挙】H千賀 育成出身初・令和初のノーヒットノーラン 《THE FEATURE PLAYER》via パ・リーグTV

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

奪三振率は9.00以上が一流の目安とも言われています。平均して1イニングに1個の三振を奪っていれば、この数字(奪三振率9.00)が達成できる計算になりますね!

もう1つの奪三振率「K%」とは

「もう1つの奪三振率」として「K%(ケーパーセント)」という指標があります。
メジャーリーグでも用いられている指標で、計算式は「奪三振数÷対戦打者数」です。

こちらの指標は、投手が打者から三振を奪う頻度をシンプルに表しています。
先ほどの奪三振率(K/9)との違いを比較してみましょう。

A投手B投手
投球内容与四球
与四球
奪三振
被安打
奪三振
奪三振
奪三振
奪三振
奪三振
奪三振率9.009.00
K%
(ケーパーセント)
50.0%
(3÷6)
100.0%
(3÷3)

例として、上にA投手とB投手の1イニングの投球内容、奪三振率、K%を示しました。
奪三振率は同じでも、K%には両投手の間に大きな差があることが分かります。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

ご覧のとおり、奪三振率(奪三振数)は同じでも、ヒットを打たれたりフォアボールを与えたりすると、K%の値は下がってしまいます。K%の数値が高いピッチャーは、より圧倒的な投球をする投手だと言えるかもしれませんね!

K%(ケーパーセント)計算ツール

最後にK%を求めるツールもご用意しました。
対戦打者数と奪三振数を入力して「計算する」をタップしてください。下の欄にK%が表示されます。


K%:%

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

ちなみに、先ほど例に挙げた2019年シーズンの千賀投手のK%は「30.2%」。打者10人と対戦して3個以上の三振を奪っている計算になります。ペース配分が求められる先発投手でこの数値は素晴らしいのではないでしょうか

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