「々」は漢字ではなく記号なので、コレ自体に読み方はありません。
広辞苑によると名前(名称)は「同の字点」。一部では「ノマ点(のま点)」とも呼ばれているようです。
iPhoneなど、スマホでの出し方(入力方法)は「おなじ」「どう」と入力すれば変換候補に出てきます。
「佐々木」と打って「佐」と「木」を消すより、こちらのほうがラクチンですよね!
ちなみに僕は「おなじ」派。「どう」だと変換候補に漢字がいっぱい出てきて、見つけるのが大変なときがあるからです。
なお、android(アンドロイド)やパソコン(PC)なら「くりかえし」と打ってもOK。
「々」は踊り字(繰り返し符号)の1つで、ほかにも以下のような種類があります。
■ 踊り字(繰り返し符号)の例
- 〻 (二の字点)
- ゝ (一の字点)
- 〱 (くの字点)
【踊り字】
同一の漢字または仮名を重ねることをあらわす符号。
出典:広辞苑 第七版
「々」の説明の仕方は?
「々」を説明するときは、
- 佐々木の「さ」
と言うのが一般的。ビジネスシーンでも同じ説明の仕方で問題ないでしょう。
もし「同の字点」の名前を使うにしても、
こんな感じにしておいたほうが良さそう。
というのも、万が一「同の字点」が伝わらなかった場合、期せずして相手の気分を損ねないとも限りませんからね!
最後に「々」に関する漢字クイズをどうぞ
■ 以下の漢字は何と読むでしょう?
- 毎日々々
- 予々
わかりますか??(なぞなぞではないです。)余裕があれば、例文も1つずつ作ってみてくださいね。
気になる答えは、下の矢印9(3×3)つのあとに!
■ 答え(読み方)
- 毎日々々→まいにちまいにち
- 予々→かねがね
1問目は「々が連続する場合は、その前の2文字を繰り返し読む」という、々の使い方を理解する問題。
てな感じで使いましょう(使わないかなw)。
そして、2問目の予々(かねがね)には「前もって」「前々から」という意味があるので、
といった感じで使えるとカッコいいですね。
↑この記事を書こうと思ったのは、先日、荒羽々気神社の御朱印を頂いてきたのがキッカケ。
こういった、ふとした出来事から、人は「着々と」知識を積み重ねていくんですね!
■ おすすめ関連記事