ペンの日（11月26日・日本ペンクラブ創立記念日）【歴代会長は？】

11月26日は「ペンの日」です。
国際P.E.N.の日本センターであり、日本の文筆家で構成される一般社団法人日本ペンクラブ（The Japan P.E.N. Club）によって、昭和41年(1966年)に制定されました。

日付の由来は昭和10年(1935年)の今日、初代会長を島崎藤村として日本ペンクラブが創立されたことから（日本ペンクラブ創立記念日）。
日本ペンクラブは「国際ペン憲章」に基づき、「文学の普遍的価値の共有」「平和への希求と憎しみの除去」「思想・信条の自由、言論・表現の自由の擁護」を基本理念に活動しています。

日本ペンクラブの「P・E・N」
P（Poets／Playwrights）詩人・俳人・歌人／劇作家 E（Essayists／Editors）随筆・評論・翻訳・学者／編集者 N（Novelists）小説家・作家

日本ペンクラブの歴代会長は？

初代会長の島崎藤村のほかにも、歴代会長には志賀直哉（第3代）、川端康成（第4代）、遠藤周作（第10代）など、著名な人物がズラリと並びます。代表作と合わせてご覧ください。

日本ペンクラブ歴代会長
島崎藤村（在任期間 1935-1943）『若菜集』『破戒』『春』『嵐』『夜明け前』正宗白鳥（1943-1947）『何処へ』『微光』『入江のほとり』志賀直哉（1947-1948）『城の崎にて』『小僧の神様』『暗夜行路』川端康成（1948-1965）『伊豆の踊子』『雪国』『千羽鶴』『山の音』芹沢光治良（1965-1974）『巴里に死す』『人間の運命』中村光夫（1974-1975）『風俗小説論』『二葉亭四迷論』石川達三（1975-1977）『蒼茫』『生きてゐる兵隊』『人間の壁』高橋健二（1977-1981）『ヘッセ全集』『グリム兄弟』『ケストナーの生涯』井上靖（1981-1985）『闘牛』『氷壁』『天平の甍』『敦煌』遠藤周作（1985-1989）『海と毒薬』『沈黙』『死海のほとり』大岡信（1989-1993）『記憶と現在』『詩人・菅原道真』『折々のうた』尾崎秀樹（1993-1997）『近代文学の傷痕』『大衆文学論』梅原猛（1997-2003）『隠された十字架－法隆寺論』『葬られた王朝－古代出雲の謎を解く』井上ひさし（2003-2007）『ひょっこりひょうたん島』『頭痛肩こり樋口一葉』『吉里吉里人』阿刀田高（2007-2011）『冷蔵庫より愛をこめて』『ナポレオン狂』『新トロイア物語』浅田次郎（2011-2017）『地下鉄（メトロ）に乗って』『鉄道員（ぽっぽや）』『壬生義士伝』吉岡忍（2017-2021）『墜落の夏―日航123便事故全記録―』桐野夏生（2021-2025）『顔に降りかかる雨』『OUT』『柔らかな頬』

日本ペンクラブ歴代会長