【山梨県の県庁所在地】甲府市（こうふし）｜なぜ山梨市じゃない？

山梨県の県庁所在地はどこ？なぜ甲府市？

山梨県の県庁所在地は甲府市（こうふし）です。
位置は山梨県のほぼ中央。三日月のような形をしています。

目次(もくじ)

山梨県庁の地図（マップ）

山梨県庁へのアクセス
JR甲府駅南口から徒歩5分中央自動車道・甲府昭和ICから車で10分 (駐車場あり)

山梨県庁があるのはJR甲府駅の近くです。
駅前には甲府生まれの戦国武将・武田信玄像が立っていますよ。

甲府には江戸幕府の重要な拠点だった「甲府城」がありました。
明治維新で初めて県名が付いたときは、今の山梨県は「甲府県」という名前だったのです。

しかし明治4年の廃藩置県で、県名が甲府県から現在の「山梨県」へと改称されます。
改称理由はハッキリしていませんが、それまでの江戸幕府のイメージを払拭する狙いもあったのではないかと言われています。

政治の中心は引き続き甲府に置かれ、地名もそのままだったため、県名と県庁所在地が異なるというわけです。
ちなみに「山梨市」が誕生したのは、明治時代よりずっと後の1954年(昭和29)です。