ヒートテックは何度から着る?01

肌寒さを感じると、ヒートテックを着たくなります。しかし、日中に気温が上がって暑くなり、激しく後悔することもあります。

いったい、ヒートテックは何度から(いつから)着ればよいのでしょうか。このページでは、その判断基準となる目安を紹介します。


ヒートテックを着る気温のめやす

気温と服装のめやす01
▲気温と服装のめやす

気温が20度を下回ると、上着を羽織る人が多くなります。寒がりの人はこの段階でヒートテックを着ることもあります。

さらに気温が下がり、16度くらいになるとセーターが必要になります。多くの人がヒートテックを手にするのもこれくらいの気温です。

気温服装ヒートテック
25度以上半袖
25度未満長袖
20度未満上着
16度未満セーターヒートテック
14度未満コートヒートテック
10度未満冬物コートヒートテック / 極暖
5度未満ダウンコート極暖 / 超極暖

▲ヒートテックを着るめやす

もっと寒くなり、気温が14度未満になるといよいよコートの出番です。ヒートテックタイツや、ヒートテック「極暖」が活躍する機会も増えてきます。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

「超極暖」は「気温5度未満」かつ「暖房などの暖を取れない時間帯が長く続く」という両方の条件を満たした場合に着るのが1つのめやすです。それ以外の日に迂闊に着ると、カラダがのぼせたような感覚になったりします

基準は最高気温?最低気温?

ヒートテックを着る判断は最高気温を基準にする03
▲「最高気温」を基準に、ヒートテックを着るかどうかを決めるのがおすすめ

ヒートテックを着る判断は「最高気温」を基準にするのがおすすめです。
最低限の暖かさをヒートテックで確保して、それ以外は(コートなどの)上着で寒さから身を守るイメージですね。

逆に最低気温を基準にすると、気温が上がったときに、暑苦しさを感じることが多くなってしまいます。

一日の過ごし方にも注意

同じ気温でも、部屋(オフィス・学校)の中で過ごすかどうかや、体を動かすかどうかで、体感温度は大きく変わります。

とくにヒートテックは、身体から出た水蒸気(≒目に見えない汗)を吸収して発熱するので「体を動かすかどうか」は、着る着ないを判断する重要なポイントの1つになります。

ヒートテックの吸湿発熱イメージ01
▲ヒートテックの吸湿発熱イメージ

最高気温が低い日でも、外を長時間歩いたりする場合はヒートテックを着るのはやめて、脱ぎ着しやすい上着で体温を調節するのがおすすめです。

さいごに【寒冷順化】

季節の変わり目に肌寒さを感じてヒートテックを着るようになっても、1週間くらい経つと身体が寒さに慣れ始めて逆に暑く感じることもあります(寒冷順化)。

そんなときは、一旦ヒートテックを着ない日常に戻り、また寒さを感じるようになってから(ヒートテックを)着るようにしましょう。

気温を基準にしつつ、体感温度に応じてうまくヒートテックを活用できるようになると、肌着に悩む時間をグッと減らすことができますよ。

※服装選びの判断材料はさまざまです。気温は1つのめやすとしてご活用ください

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