石川県の県庁所在地03

石川県の県庁所在地は「金沢市」です。
日本三大名園の1つ・兼六園があることで有名です。

石川県(都道府県コード17)
県庁所在地金沢市(かなざわし)
庁名石川県庁
郵便番号〒920-8580
住所石川県金沢市鞍月1丁目1番地
(Googleマップ)
アクセスJR金沢駅金沢港口から北鉄バス
「県庁前」下車すぐ
電話番号076-225-1111(代表)
公式サイト石川県庁
石川県の県庁所在地・金沢市の場所(地図)01
▲石川県の県庁所在地・金沢市の場所(地図)
石川県庁01
▲石川県庁

県庁19階の展望ロビーは、360度ガラス張りの窓になっており、地上およそ80mからの景色を一望できます。
展望ロビーへは、無料でのぼることができますよ。


金沢市が県庁所在地なのはなぜ?

安土桃山時代に前田利家(まえだとしいえ)が金沢城に入城し、江戸時代に「加賀百万石の城下町」として繁栄したことが、大きな理由だと考えられます。

金沢城01
▲金沢城。金沢は江戸末期に全国第4位の人口を誇るほどに発展しました(1位~3位は江戸、大阪、京都)

当時このあたりは加賀藩(かがはん)の領地で、藩庁が金沢城に置かれていました。
明治2年(1869)の版籍奉還により、加賀藩は金沢藩に名前が変わり、明治4年(1871)の廃藩置県で金沢県が誕生しています。

県名と県庁所在地名が違う理由は?

廃藩置県のあと、明治5年(1872)に県庁が石川郡美川町(みかわまち)に移転されて、県名が金沢県から石川県へと変わりました。
美川町は今の白山市にあった町です。

翌年の明治6年(1873)に、県庁は金沢に復帰しましたが、県の名前は石川県のままでした。
このような歴史が、県名と県庁所在地名が違う理由になっているのかもしれません。

石川ルーツ交流館01
▲石川ルーツ交流館。かつての県庁の跡地・美川に建っています(写真提供:石川県観光連盟)
【歴史】石川県の県庁所在地【年表】
1583年(天正11)前田利家が金沢城に入城する
1869年(明治2)加賀藩が金沢藩に改称される
1871年(明治4)廃藩置県で3つの県となる
(金沢県・大聖寺だいしょうじ県・七尾県)
→大聖寺県はすぐに廃止
1872年(明治5)県庁が美川に移される
→石川県に改称し、七尾県を統合
1873年(明治6)県庁が金沢に復帰する
1883年(明治16)現在の石川県域となる
1889年(明治22)金沢に市制がしかれる

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