トムとジェリーどっち01

『トムとジェリー』は日本でも大人気の、アメリカ生まれのドタバタコメディアニメです。番組が始まったとたん、食い入るようにテレビを見つめるお子さんもきっと多いと思います。

そんな、トムとジェリーは「セリフがほとんどない」のが特徴です。そのおかげで、小さい子供でも楽しめるんですが、アニメ中に名前が出てこないので、「どっちががトムで、どっちがジェリーかわからない……」という人も少なくないんですよね。

(ドラえもんなら「のび太くんったら、いつもいつも…」、アンパンマンなら「許さないぞ、ばいきんまん!」などと喋るので、自然とキャラクターの名前を覚えられたりしますよね!)

そこで、このページでは「トムとジェリーはどっちがどっち?」という簡単なキャラクターの紹介から、「トムとジェリーはどっちが人気?」といった気になる小ネタまで、トムとジェリーのひみつを楽しく見ていくことにしましょう~!


トムとジェリーはどっちが猫?どっちがネズミ?

トムとジェリーをあしらったアルバニア共和国の郵便切手

上の画像(アルバニア共和国の郵便切手)の右上にいる「灰色のネコがトム」、左下の「茶色いネズミがジェリー」です。

トム(TOM)は「食べること、寝ること、ネズミを追いかけること」が生きがいの、ちょっと胴長ぎみのネコ。ジェリーを捕まえることにかなりの情熱を燃やしていますが、完全に捕まえたことはまだ一度もありません。「ピアノコンサート」では、器用にピアノを操る名演技を見せています。


▲器用にピアノを弾くトムと、演奏を邪魔しようとするジェリー(Tom & Jerry | Concert Madness | Classic Cartoon via WB Kids)

いっぽうジェリー(JERRY)は、トムが飼われている家の壁穴に住む、いたずら好きでお茶目なネズミ。敵の裏をかくことにかけては天才的な小さな策略家ですが、ときどき追い詰められて私たちをハラハラさせます。大好物はチーズです。


▲「トムとジェリー」公式アカウント。フォローすると、短編動画やかわいいグッズの画像などが流れてきます

そんな2匹が体力と知力の続く限り、ありとあらゆる追いかけっこバトルを繰り広げるさまは、見ていて楽しくなるものばかり。結局最後は、クールなジェリーがマヌケなトムを打ち負かすんですけどね。

短編アニメ作品としての評価も高く、過去にはアカデミー賞を7回受賞しています。ただ面白いだけではないってことですね!

『トムとジェリー』アカデミー賞受賞作品一覧
  • 「勝利は我に」(1943年)
  • 「ネズミ取り必勝法」(1944年)
  • 「ただいまお昼寝中」(1945年)
  • 「ピアノ・コンサート」(1946年)
  • 「台所戦争」(1948年)
  • 「パーティ荒らし」(1951年)
  • 「ワルツの王様」(1952年)
ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

なお、トムとジェリーの性別(オスかメスか)については、トムはオスで間違いなさそう。白いメス猫の「トゥードルス」を巡って、野良猫の「ブッチ」と争っていますので。いっぽうのジェリーも、過去のエピソードでメスっぽいキャラクターに言い寄るシーンが見られることから、オスだと考えられているようです!

トムとジェリーはどっちが人気?【あなたはどっち派?】

トムとジェリーのロゴ02

「みんなのランキング」による、「トムとジェリーの人気キャラランキング」では、トムが1位に輝きました。「間抜けなところが可愛い」「絶叫のパターンが多くて最高」「意外に優しい一面がある」などの理由がありましたよ。

ジェリーは2位にランクイン。こちらは「頭が良い」「コミュニケーション能力が高い」「仕草が可愛い」といった声があがっています。あなたはトムとジェリーのどっちが好きですか?

順位キャラクター点数
第1位トム96.6点
第2位ジェリー93.1点
第3位タフィー(ニブルス)90.8点
第4位タイク73.6点
第5位マッスル73.2点
第6位スパイク70.7点
第7位トゥードルス67.9点
第8位ジャンボ66.9点
第9位ブッチ65.2点
ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

第3位のタフィー(ニブルス)は、おむつがトレードマークの小さくてかわいいネズミ。5位のマッスルはジェリーのいとこネズミで、6位のスパイクと4位のタイクはトムが飼われている家の番犬(ブルドッグ)の親子です。ちなみに、以前X(Twitter)で月亭方正さんが「みんなはトムとジェリーどっちが好き?」と質問を投げかけたときも「トムが好き」というリプがジェリー派を上回っていました。ただしこちらは「ガキ使」で共演している、ココリコ・遠藤章造さんが「トムとジェリー」の舞台作品(ある意味実写版!?)でトム役を演じたことも影響していそうです!

トムとジェリーはどっちが強い?【どっちが悪い?】

「トムとジェリーはどっちが強いか」というのも悩ましい問題です。結果だけ見ればジェリーが強いと言えますが(いつもトムを打ち負かしている)、本当に強いのはトムとも言えます。

というのも、トムとジェリーという作品が「弱いものが強いものに勝つ」という、定番のストーリーになっているからです。おとぎ話の『一寸法師』や、グリム童話の『おおかみと7ひきの子やぎ』にも通ずるところがあるかもしれません。

タリーズコーヒー(トムとジェリーコラボ)01
▲タリーズコーヒーがトムとジェリーとコラボしたときのドリンクとホットドッグ。僕はどちらかといえばジェリー派なのですが、このときはトムが可愛かった…!

また似たような問題に「トムとジェリーはどっちが悪い?」というものがありますが、これも難しい問題です。トムが物凄く悪そうな笑顔を見せたかと思えば、ジェリーが涼しげな顔でとんでもないイタズラをトムに仕掛けたりしますからね。
とはいえ、実はとっても仲がいい彼ら2匹。これからもトムとジェリーの壮絶なバトル(?)から目が離せません!

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

最後までご覧いただきありがとうございます。「トムとジェリー」は「ワーナー・ブラザース(ターナー・エンターテインメント)」の所有です。余談ですが、僕は子供のころトムとジェリーがディズニーだと勝手に思い込んでおり、ディズニーランドのトゥーンタウンで「トムとジェリーに会えないかな…」とキョロキョロ探した思い出があります←

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