「鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)」ということわざがあります。
「怖い人や遠慮する人のいない間に、思う存分くつろぐこと」という意味です。
なぜ「洗濯」なのでしょうか?
くつろげる貴重な時間に、わざわざ家事をする必要はないのでは?
洗濯=「命の洗濯」
実はこの洗濯とは、私たちが一般的に思い浮かべる洗濯(=衣服を洗うこと)ではありません。「命の洗濯」という慣用句を指しています。
「命の洗濯」の意味は「日ごろの束縛や苦労から解放されて、寿命がのびるほど思う存分に楽しむ」こと。
「旅行に出て命の洗濯をする」などの形で使われます。
鬼の居ぬ間に洗濯 (おにのいぬまにせんたく) | |
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意味 | 怖い人や遠慮する人のいない間に、思う存分くつろぐこと |
使い方・例文 | 昨日は親が留守だったので、鬼の居ぬ間の洗濯とばかりに友達とゲームで遊んだ |
英語 | When the cat’s away the mice will play. (猫がいないとネズミは遊ぶ) |
中国語 | 閻王不在、小鬼翻天 (閻魔王の留守に手下の鬼が大騒ぎする) |
類語 | 鬼の留守に豆を炒る |
ぼく(なごやっくす)
FF4(ファイナルファンタジー4)でゴルベーザが発する「鬼の居ぬ間に命の洗濯か?遊びはこれまで…」のセリフも印象的です!
参考URL・参考文献