「糠に釘(ぬかにくぎ)」とは、手ごたえがなく、効き目のないことのたとえに使われることわざです。

糠に釘(ぬかにくぎ)の意味と例文01
▲糠に釘(ぬかにくぎ)。たしかに意味なさそう

このページでは、「ぬかに釘」と似たことわざを紹介します。


豆腐に鎹(とうふにかすがい)

「豆腐にかすがい」も、力を入れても手応えや効き目がないことのたとえに使われます。

豆腐に鎹(かすがい)01
▲豆腐にかすがい。なぜ打ち込んだんや…

「鎹(かすがい)」とは「コの字型」をした釘のことです。
柔らかいモノに釘を打ち込むという意味で、ぬかに釘とそっくりですね。

暖簾に腕押し(のれんにうでおし)

「暖簾に腕押し」も似た意味のことわざです。
正面から向かっていても手応えがなく、拍子抜けすることのたとえに使われます。

暖簾に腕押し01
▲暖簾に腕押し。このあとおでんに突っ込まないか心配

「糠に釘」「豆腐に鎹」「暖簾に腕押し」の3つは、よく似たことわざとして学校のテストやクイズで出題されることが多いです。ぜひこの機会に覚えておきましょう!

さいごに【そのほかの似たことわざ】

「意見をしても効き目がない」「苦労しても効果がない」などという意味で、下にあげたモノも似た意味を持つことわざです。

そのほか「糠に釘」と似た意味のことわざ
  • 沼に杭(ぬまにくい)
  • 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
  • 犬に論語(いぬにろんご)
  • 牛に経文(うしにきょうもん)
  • 兎に祭文(うさぎにさいもん)
  • 月夜に提灯(つきよにちょうちん)
  • 籠で水を汲む(かごでみずをくむ)
  • 骨折り損のくたびれ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ)

糠釘(ぬかくぎ)01

ちなみに、糠に釘は「糠釘(ぬかくぎ)」と略して使われることもあります。なんだか若者言葉みたいですが、広辞苑にも掲載されていますよ。

>>「ことわざ」ページ一覧へもどる

参考URL・参考文献

  • 糠に釘 – コトバンク
  • 『広辞苑 第七版』岩波書店,2018