鼻の日のイラスト(子ども用・保育園保健指導向け)

8月7日は鼻の日です。「は(8)な(7)」の語呂合わせから、1961年(昭和36年)に日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会によって制定されました。毎年、鼻の病気や健康管理に関する啓発活動が行なわれています。

そこで今回は、正しい鼻のかみ方を学べるクイズを4問ご用意しました。鼻をかむときに息を吸うのは「鼻」「口」どっち? クイズを解きながら楽しく学んでいきましょう!


【Q.1】息を吸うのは?

上手に鼻をかむためには、しっかり息を吸うことが大切です。では、息を吸うのは、次のうちどちらが正しいでしょう?

  1. 鼻(はな)
  2. 口(くち)

答え



正解は「2.口(くち)」です。口から息を吸うことで、たっぷりの空気を肺に取り込むことができます。
鼻がつまっている状態で、鼻から息を吸っても、思うように空気を吸い込むことができず、鼻をかむ効果も充分に得られなくなってしまいます。

【Q.2】かむのは片方ずつ?両方まとめて?

口からしっかり息を吸ったら、口を閉じた状態で鼻をかみます。では、鼻をかむのは「片方ずつ」と「両方まとめて」のどちらが正しいでしょう?

  1. 片方ずつ
  2. 両方まとめて

答え



正解は「1.片方ずつ」です。左右の鼻を両方まとめてかむと、細菌やウイルスが含まれる鼻水が鼻の奥に吸い込まれてしまい、副鼻腔炎(ふくびくうえん)につながることがあります。

鼻水の中に含まれる細菌・ウイルスのイラスト

鼻をかむときは、片方の鼻を押さえた状態で、片方ずつかむようにしましょう。

【Q.3】数回に分けてかむ?一気にかむ?

先ほどの問題で、鼻は片方ずつかむのが良いとわかりました。では、片方ずつ鼻をかむとき、鼻は「数回に分けてかむ」と「一気に一回でかむ」のどちらが正しいでしょう?

  1. 数回に分けてかむ
  2. 一気に一回でかむ

答え



正解は「1.数回に分けてかむ」です。一気に一回でかもうとすると力んでしまい、鼻の中が傷ついて鼻血が出たり、耳の中の圧力が高くなって鼓膜が痛くなったりする原因になります。


▲正しい鼻のかみ方 via YouTube テレビ西日本TMC

鼻をかむときは、動画内で耳鼻咽喉科の先生がアドバイスされているように「フーン、フーン、フーン」と3回くらいに分けてかむと良いでしょう。

【Q.4】鼻水は出し切る?少し残す?

正しい鼻のかみ方を覚えたら、あとは繰り返し練習あるのみです。では、鼻水は「全部出し切る」と「少し残す」のどちらが正しいでしょう?

  1. 全部出し切る
  2. 少し残す

答え



正解は「1.全部出し切る」です。鼻水が鼻の中に残ると、その中で細菌やウイルスが増えてしまい、気管支炎や肺炎につながることもあります。あせらず・ゆっくりと・確実に、最後まで鼻をかみ切るようにしましょう。

【まとめ】オマケでもう1問!

最後までご覧いただきありがとうございます。おさらいとして、今回の答えをまとめておきますね。

  1. 鼻をかむとき、息は「口(くち)」から吸う
  2. 鼻は「片方ずつ」かむ
  3. かむときは「数回に分けてかむ」
  4. かむときは「全部出し切る」ようにする

鼻をかむ練習をするのは、鼻水をうまく出しやすいお風呂上がりがおすすめです。少しずつ頑張りましょう!

そして、オマケでもう1問。最後はテイストを変えて「動物の鼻」に関するクイズです。
まずはこちらをご覧ください。

【問題】これは誰の鼻でしょう?

このかわいい鼻は、次のうちどの動物の鼻でしょう?

  1. いぬ
  2. ねこ
  3. うさぎ
  4. ライオン

正解は…



うさぎ

正解は「3.うさぎ」でした。うさぎの鼻がゆっくり動いているのを見ると、リラックスして幸せな気分になりますよね!

>>【今日は何の日】記念日一覧へ

参考URL