原稿用紙を使う提出物には、読書感想文などの作文や、レポート・小論文などいろいろありますが、原稿用紙の基本的な使い方はどれも同じです。
このページでは、横書きの原稿用紙に数字を記入するときの一般的なルールを、具体例をあげながら紹介します。
アラビア数字(算用数字)で書く
横書きの原稿用紙に数字を記入する場合は、原則としてアラビア数字(算用数字)を用います。
数字は1マスに2桁ずつ書く
数字は1マスに2桁ずつ書きます。
1桁のときは1文字で1マス使います。3桁のときは「2文字+1文字」で記入します(ただし「1文字+2文字」で書くように指定されることもあります)。
上の例では、大文字のアルファベットと数字を同じマスに記入していますが(学籍番号のところ)、「大文字のアルファベットは1マスに1文字が原則」というところもあります
小数点も0.5マス
小数点も数字と同じように、0.5マス使って書きます。
熟語や固有名詞は漢数字を使う
熟語・慣用句(一石二鳥など)や固有名詞(五反田など)は漢数字のまま記入します。
漢数字を用いる例 | |
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まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
このページで紹介した、原稿用紙の使い方をまとめました。
- アラビア(算用)数字で書く
- 1マスに2桁ずつ書く
- 小数点も0.5マス
- 熟語や固有名詞は漢数字のまま
基本的な書式を守って、読みやすい文章を書きたいものですね。お互いに、作文やレポートなど頑張って仕上げましょう!
関連ページ▼
※提出先(組織・機関など)によっては別のルールを定めていたり、より細かい書式を指定しているところもあります。書き方の指定がある場合は、そちらにお従いください
参考URL
- 原稿用紙の使い方 – 学習支援センター – 広島修道大学
- レポートで使う記号、レポートの割付(レイアウト) – 札幌学院大学
- 学術論文の書き方 – 金沢大学
- レポート・論文の書き方 – 長崎外国語大学
- 文芸学部芸術学科卒業論文作成要項 – 成城大学
- アカデミックライティング – 名桜大学