原稿用紙を使う提出物には、読書感想文などの作文や、レポート・小論文などいろいろありますが、原稿用紙の基本的な使い方に大きな違いはありません。
このページでは、縦書きの原稿用紙に数字を書くときの一般的なルールを、具体例をあげながら紹介します。
漢数字で書く【基本】
縦書きの原稿用紙に数字を記入する場合は、原則として漢数字(漢字)を用います。
2桁・3桁・4桁の数字の書き方
2桁以上(3桁、4桁…)の数字を書くときの明確な決まりはありません。
例えば「1875年」は「一八七五年」と「千八百七十五年」のどちらでも書くことができます(一般的にはシンプルな「一八七五年」がよく使われます)。
好きなほうを使うときでも、文章中にの両方を使用するのは避けて、どちらかに統一しましょう。
なお、提出先から書式が指定されている場合は、それに従って書きます。
5桁以上の数について
桁数が大きい数値・データが登場する論文では、4桁以下を表す単位語「十、百、千」は使わないケースも多いです。
5桁以上の数字は「万、億、兆」などを使って表記します。
小数点・パーセント
小数点は中黒「・」を用いて表記します。
パーセント(%)は記号は使わずカタカナで書くのが一般的です。
「%(パーセント)」が頻繁に登場するレポート・論作文などを書く場合は、記号で表記することもあります。とはいえ、そのようなテーマのレポートで縦書きが指定されることは滅多にないはずです
さいごに【固有名詞】
最後までご覧いただきありがとうございます。
例外として、固有名詞は縦書きでも算用数字のまま書きます。
なお、提出先によっては別のルールを定めていたり、より細かい書式を指定しているところもあります。
書き方の指定がある場合は、そちらにお従いくださいませ。
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参考URL
- 原稿用紙 – 書き方の決まり – 東北芸術工科大学
- 漢数字表記について〔縦書論文の場合〕 – 一橋大学 大学院社会学研究科・社会学部
- 学術論文の書き方 – 金沢大学
- 執筆要領 – 関西大学史学・地理学会
- 読書感想文全国コンクール – 公式サイト