不動産の日(9月23日)01

9月23日は「不動産の日」です。
「全宅連」の略称で知られる、全国宅地建物取引業協会連合会によって1984年(昭和59年)に設けられました。

日付の由来は「9月は不動産の取引が動き出す月」であることと「ふ(2)どう(10)さん(3)」の語呂合わせから。
不動産取引をより活発化せることが目的です。

今回は、そんな不動産の日にちなんだクイズを1問出題します!


【クイズ】徒歩1分=80mの根拠は?

不動産の広告でよく見かける「徒歩○分」という表示は「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づいて「徒歩1分=80メートル」として計算されています。

そしてこの基準は、実際に「ある人」が歩いたときの速さをもとに決められたと言われています。
では、「ある人」とは、どんな人でしょう? 次の3つのうち、もっとも近いものをお選びください。

  1. ヒールを履いた女性
  2. スーツケースを引いた男性
  3. ランドセルを背負った小学生

答え



正解は「1.ヒールを履いた女性」です。

不動産広告に用いられる「徒歩1分=80m」の基準は、ヒールを履いた女性が実際に歩いて計測した結果をもとに設定されたと言われています。一説によると、歩いたのは公正取引委員会の女性職員さんだそうです。

不動産の徒歩1分(80メートル)01
▲つまり、不動産の徒歩1分は「0m~80m」(0mちょうどは含まない)

ちなみに、この徒歩所要時間では信号待ちや坂道などの要素は考慮されていません
また、広い団地などの場合、駅や施設までの所要時間は、(玄関ではなく)団地内のもっとも近いところを起点に計算されます。

そのため、不動産の広告に記載されている所要時間と、実際に歩いたときの感覚に差が生じることも少なくありません。
「駅徒歩○分」などの表示は、あくまで目安として捉えるのが賢明だと言えそうです。

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