東京駅で迷いがちなのが「JR京葉線への乗り換え」です。京葉線はホームまでの距離が遠いですからね。
(東京駅北端の日本橋口から南端の京葉線までは約700mあります。)
そこで、このページに、東京駅での京葉線・武蔵野線への乗り換え方法を、駅構内図(ルート地図)やホーム図と一緒にまとめておくことにしました。
- 京葉線に乗り換えたいけど、はじめての東京駅で不安だ…!
- 京葉線を使って、ディズニーランド(シー)や幕張メッセに行く予定!
- 新幹線からの乗り換え時間は何分くらい?
- ホームからの最短最速ルートを知りたい!何号車からが早いのかな?
といった場合などに参考にしていただければと思います。
先ほどの地図左下(八重洲連絡通路入口)まで進めば、あとは上の画像の流れで、京葉線のりばまでほぼ一本道です。所要時間のめやすとしては、各路線から連絡通路入口までが5分で、その先の京葉線ホームまでさらに10分。合計で約15分といったところですね
路線 | 乗り換え時間のめやす |
---|---|
東海道新幹線 | 10分~20分 |
東北新幹線 | 11分~21分 |
中央線 | 13分~23分 |
東海道線 | 12分~22分 |
山手線・京浜東北線 | 12分~22分 |
上野東京ライン | 12分~22分 |
総武線・横須賀線 | 20分~30分 |
東京メトロ丸ノ内線 (地下鉄) | 13分~23分 |
画像出典
- 京葉ストリート:Wikimedia Commons 電車(新幹線)でゴー! CC BY-SA 4.0(改変済)
- 動く歩道:Wikimedia Commons MaedaAkihiko CC BY-SA 4.0(改変済)
- 京葉線ホーム:Wikimedia Commons MaedaAkihiko CC BY-SA 4.0(改変済)
目次(もくじ)
新幹線からの乗り換え
東海道・山陽新幹線から
東海道新幹線から京葉線への乗り換えは、下に示した矢印のルートを歩きます。
駅構内のさまざまな場所に出ている「京葉線」あるいは「八重洲南口」の案内にしたがって歩けば、ルートどおりに進めるはずですよ。
そして下には、東海道新幹線ホームの階段(エスカレーター)・エレベーターの位置のめやすをのせました。
大まかに、後ろの車両(1号車寄り)に乗車する場合は「南のりかえ口」を。前寄りの車両なら「中央のりかえ口」を利用して京葉線へ向かうのが、スムーズな流れだと言えるでしょう。
東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線から
東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線から京葉線への乗り換えは、下に示した矢印のルートを歩きます。
東海道新幹線と同様に「京葉線」や「八重洲南口」の案内にしたがって歩けば、ルートどおりに進めるはずです。
そして上の画像が、ホームの階段(エスカレーター)・エレベーターの位置のめやすです。
ホーム2カ所にエレベーターが設置されているのがありがたいですね。
JR在来線からの乗り換え
中央線から
JR中央線から京葉線への乗り換えは、下の矢印で示したルートを歩きます。
(赤丸で囲ったいずれかの階段、エスカレーター、エレベーターで、中央線ホームから降りてくるイメージです。)
最短ルートとなる、南通路の経路を赤い矢印で示していますが、中央通路や北通路からも、グレーの矢印をたどるように歩けば、京葉線のりばまで行けますよ。
そして、下の画像が中央線のホーム図です。
南通路への階段、エスカレーター、エレベーターへは「1号車」あるいは「2号車」に乗車しておくと、スムーズに向かうことができます。
東海道線から
JR東海道線から京葉線への乗り換えは、下の矢印のルートを歩きます。
中央線と同じように、赤丸内のいずれかのエスカレーター(階段)やエレベーターで、駅のホームから降りてくるイメージです。
(こちらも中央線同様に)最短の南通路ルートを赤い矢印にしましたが、中央通路や北通路からも、グレーの矢印で京葉線のりばまで行けますよ。
そして、下の画像が東海道線のホーム図です。
南通路へのエスカレーターがあるのは「4号車」付近。エレベーター(7号車付近)を利用する場合は、中央通路を経由して京葉線のりばへ向かうことになります。
山手線・京浜東北線から
山手線・京浜東北線からは、上の矢印のルートを歩いて京葉線のりばへ向かいます。
繰り返しになりますが、赤丸内のいずれかのエスカレーター(階段)やエレベーターで、ホームから降りてくるイメージですね。
そして、上の画像のように、JR山手線・京浜東北線のホームは東京駅の3番線~6番線です。
品川方面と上野方面のどちらからでも、山手線なら「3号車」付近、京浜東北線なら「2号車」付近に乗っておけば、電車から降りたときにスムーズに京葉線へ向かうことができますよ。
JR東京駅のホーム | |
---|---|
1・2番線 | 中央線(御茶ノ水・新宿・立川方面) |
3番線 | 京浜東北線(上野・大宮方面) |
4番線 | 山手線内回り(上野・池袋方面) |
5番線 | 山手線外回り(品川・渋谷方面) |
6番線 | 京浜東北線(蒲田・関内方面) |
7・8番線 | 上野東京ライン、常磐線、宇都宮線、高崎線 (上野・大宮・宇都宮・高崎・水戸方面) |
9・10番線 | 東海道線(品川・横浜・小田原・熱海・伊東方面) |
20-23番線 | 東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線 |
14-19番線 | 東海道新幹線(新大阪・博多方面) |
【裏技】有楽町駅からが最短最速!?
山手線や京浜東北線の品川方面からお越しの場合は、東京駅の1駅手前の「有楽町駅」から、京葉線の東京駅まで歩いたほうが早いです。
上に示したルートのように、有楽町駅の京橋口改札を出て左に進み、東京国際フォーラムの建物沿いを進めば京葉線まで行くことができます。
▲東京フォーラム内の京葉線東京駅への階段・エスカレーター via Googleマップ
有楽町駅を利用する場合の注意点が1つ!
電車を降りたら、自動改札を通らずに「京橋口の有人改札」で、駅員さんに「京葉線に乗り換えます」と伝えましょう。
すると、下の「乗り換え案内書」をもらえます。
この乗り換え案内書を、京葉線東京駅の有人改札で駅員さんに見せれば、そのまま改札を通過して京葉線に乗り換えることができますよ。
東京駅まで山手線(京浜東北線)で行って、長い距離を南に歩いて乗り換えるよりも、有楽町駅で降りて北に歩いて乗り換えるほうが近道になるというワケですね!
上野東京ライン・常磐線・宇都宮線・高崎線から
上野東京ラインや、常磐線・宇都宮線・高崎線からは、下の矢印のルートを歩いて京葉線のりばへ向かいます。
南通路からが一番スムーズですが、中央通路や北通路からもグレーの矢印のルートで京葉線まで行けるのは、これまで紹介してきた路線と同様です。
そして、下の画像が上野東京ライン・常磐線・宇都宮線・高崎線のホーム図です(7番線・8番線)。
10両編成、15両編成ともに「4号車」付近に乗車しておくと、南通路への階段やエレベーターを、自然な流れで利用することができますよ。
総武線・横須賀線から
総武線・横須賀線のホームは、これまでに登場した他のJR在来線とは違って、地下にあります。
地下のホームから1階まで上がったあと、下の矢印のルートで(中央通路経由)、京葉線のりばへ向かいましょう。
で、総武線・横須賀線のホーム(B5F)から1階への行き方は以下のとおりです。
「B5F→B4F→B1F→1F」の順に進みます(B4FからB1Fまでは一気に上ります)。
ここまで見てきてわかるとおり、総武線・横須賀線から京葉線への乗り換えは、ほかのJR在来線からの乗り換えと比べて時間がかかります。時間に余裕をもって行動したいですね!
地下鉄(東京メトロ丸ノ内線)からの乗り換え
地下鉄・東京メトロ丸の内線からは、中央改札を出て、上の赤い矢印のルートを歩いて京葉線のりばへ向かいます。
途中で大きな車輪が3つ並ぶ「動輪の広場」の横を通るルートです。
JR在来線を使い慣れている人は、水色の矢印のルートを進み、さっさとJRの改札内に入ってしまうのもアリですね!
そして、上の画像が丸ノ内線のホーム図です。
2号車付近の階段がエスカレーター付きなので、2号車に乗車しておくと、スムーズに京葉線のりばへ向かうことができますよ。
【さいごに】京葉線はなぜ遠い?
最後までご覧いただきありがとうございます。
京葉線・武蔵野線がほかの路線から離れた場所にある理由は、国鉄時代に計画されていた「成田新幹線」のホーム予定地に建設したからだと言われています。
成田新幹線は新宿への延伸構想もあったとされており、この場所にホームを作ることで、(皇居の南を迂回する形で)新宿への線路を敷きやすくする狙いがあったのかもしれません。
※工事などでページ内の情報が変更になる場合があります。最新情報は公式サイト等でご確認ください
参考URL
- 東京駅構内図 – JR東日本
- 東京駅/M17 – 東京メトロ
- 東京駅構内図・周辺案内図 – Tokyo Station City