「愛猫」の読み方は「あいびょう」です。
「愛猫家」と書くと「あいびょうか」と読みます。
漢字 | 音読み・訓読み |
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愛 | [音] アイ |
[訓] めでる・おしむ・まな・かなしい・いとしい・うい | |
猫 | [音] ビョウ・ミョウ |
[訓] ねこ |
▲「愛猫(アイビョウ)」は「愛犬(アイケン)」と同様に、音読みを組み合わせた読み方です
「愛猫」の意味は?【使い方(例文)】
愛猫には「かわいがっている猫」「猫をかわいがること」という意味があります。
「あの人は愛猫家(=猫をかわいがる人)だ」などの使い方(例文)がある熟語です。
▲愛猫家・チュートリアル徳井義実さんインタビュー via PETOKOTO
「あいびょう」の正解率はどれくらい?
愛猫の読み方が「毎日新聞 校閲センター」の漢字クイズで出題された際の正解率は90%に達しました。
【90%読めた】愛猫(あいびょう)⇒かわいがっている猫。2012年の政権交代直前の安倍晋三さんの講演によると、子供に「愛猫」と書いて「キティ」と読む名を付ける親がいるという。安倍さんは「そういう親も指導しなければいけない」と、政権を取れば「親への教育」に取り組む考えを示した。
— 毎日新聞 校閲センター (@mainichi_kotoba) December 23, 2015
▲毎日新聞 校閲センター 公式SNSより。安倍晋三さんの講演が取り上げられています(子供に『愛猫(キティ)』と名付ける親がいる)
いっぽうで、CanCam(キャンキャン)が女性64名を対象に行なったアンケートでは、正解者の割合は36%に留まっています。同調査では「あいねこ」と読んだ人が「あいびょう」と同じくらい(約34%・22人)で、「まなねこ」の誤答例もありました(約11%・7人)。
「猫」を「ビョウ」と読む熟語が少ないこともあり、初見だと読むのが難しいのかもしれませんね。
まとめ【「猫額大」の読み方は?】
最後までご覧いただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 愛猫の読み方は「あいびょう」
- 愛猫には「かわいがっている猫」「猫をかわいがること」という意味がある
- 読みの正解率は媒体によって差がある
「猫」を「ビョウ」と読む熟語にはほかに「猫額大(びょうがくだい)」があります。
「猫のひたいほどの大きさ」という意味で、土地などの面積がとても狭いことをいう言葉です。
【猫】読み方に迷いがちな漢字 |
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▲「ねこばば」は、猫がトイレのあとに脚で砂をかけてフンを隠すことが由来です
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参考書籍・参考URLなど
- 『漢検 漢字辞典 第二版』公益財団法人 日本漢字能力検定協会,2014
- 『広辞苑 第七版』岩波書店,2018
- 猫額大、洋猫、和猫 – コトバンク
- 【名】勇名、巫山戯る、字種、擅にする、愛猫 – 毎日ことばplus
- 「愛猫」の正しい読み方、わかりますか?正解率36%! – CanCam.jp