7月27日はスイカの日です。スイカの消費拡大を願って、スイカ生産者のグループによって制定されました。
それでは問題です。なぜスイカの日は「7月27日」なのでしょうか? その由来を以下の4つの中からお選びください。

  1. スイカの縞模様を綱に見立てた「な(7)つのつ(2)な(7)【夏の綱】」の語呂合わせから
  2. 種なしスイカの生みの親・木原均博士の誕生日から
  3. 2019年7月27日に行なわれた、高級スイカ「でんすけすいか」の初セリで過去最高値がついたから
  4. 自由研究でスイカの種の数を1つずつ数えた小学生がネットで話題に。その数が「727個」だったから


正解と雑学【スイカのひみつ】

スイカ(西瓜・すいか)

正解は1。「スイカの縞模様を綱に見立てた『な(7)つのつ(2)な(7)【夏の綱】』の語呂合わせから」です。発想が斬新で面白いですね。

誤答選択肢について「2.種なしスイカの生みの親・木原均博士(京都大学農学部教授)の誕生日」は1893年10月21日です。ただし、偶然でしょうか、1986年の7月27日(スイカの日)に亡くなっています。

また「3.2019年のでんすけスイカの初セリで過去最高値が付いた」のは6月14日の出来事です。北海道旭川市の市場で1玉75万円の値が付けられました。スゴい…!

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

4.の選択肢は僕がテキトーに考えました。なので、もし、自由研究でスイカの種を数えたら727個だったという小学生がいれば、この選択肢は必ずしも間違いとは言い切れないことに(笑) ちなみに、一般的なスイカ(2Lサイズ)に含まれる種の数は「400個~600個」だと言われています

正解に話を戻します。それでは、なぜスイカには黒い縞模様があるのでしょうか?

スイカに黒い縞模様があるのはなぜ?

ナミビアのカラハリ砂漠
▲ナミビアのカラハリ砂漠 via Wikimedia Commons Elmar Thiel CC BY-SA 3.0 (画像をトリミングしています)

定説は存在しませんが、「鳥に見つけてもらいやすくするため」という説があります。
花が昆虫にアピールして花粉を運んでもらい、受粉を助けてもらうように、スイカも鳥にアピールして種を広く分散させているというわけです。
スイカの原産地はアフリカのカラハリ砂漠付近。種さえあれば場所を分散させる必要性はそれほど無い気もしますが、雨の降らない砂漠では重要だったようです。あくまで1つの説ですが、ご参考までに。

また、スイカはウリ科の植物ですが、ヘチマ・キュウリ・カボチャ・ゴーヤなど、ウリ科には皮にしわを持つものが多いです。スイカの黒い縞模様も、このしわと同じと考えられます。
クイズで「スイカは何科の植物でしょう?」という問題が出たら、見た目の縞模様を手がかりに答え(ウリ科)を導き出すこともできそうです。

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