11月18日は「雪見だいふくの日」の日です。
「コアラのマーチ」「チョコパイ」「爽」「クーリッシュ」などでもおなじみの、株式会社ロッテによってPRのために制定されました。
日付は11月で「いい」と、雪見だいふくのパッケージのフタを開けて縦にしたときに、付属のフォークと2つの大福の形が「18」に見えることに由来しています。
今回はそんな雪見だいふくの日にちなみ、雪見だいふくの歴史や、おいしい食べ方を紹介します!
雪見だいふくの歴史【期間限定商品も】
雪見だいふくは、1981年(昭和56年)10月発売のロングセラー商品です(北海道でのテスト販売。全国展開は82年から)。
同じ年に発売されたお菓子には、カルビー「おさつスナック」が。同世代のお菓子には、森永製菓「おっとっと」(1982年発売)のほか、ロッテ「パイの実」や、やおきん「うまい棒」などがあります(ともに1979年発売)。
雪見だいふく発売の前年9月には、マシュマロでアイスを包んだ「わたぼうし」という商品が発売されており、パッケージや形が雪見だいふくに似ていることから「幻の雪見だいふく」とも呼ばれています。
雪見だいふくは、わたぼうしをバージョンアップする形で「もっと日本人好みの素材『おもち』を使った大福風のアイスはどうだろう…!」と開発されたそうですよ。
その後、1984年(昭和59年)には学校給食にも採用され、1個タイプのパッケージも誕生。
また、現在は小さいバニラ9個入りの「ミニ雪見だいふく(3個入り×3パックの箱タイプ)」がありますが、過去にはピノのような「プチ3色」のアソートも存在していました。
今でもパッケージの福の字が大きくなった「『ふく』が大きい雪見だいふく」など、新しい期間限定・季節限定の商品が次々と登場し、私たちを楽しませてくれていますよね!
【歴代】昔のおもな限定雪見だいふく |
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※公式サイトをもとに作成。カッコ内は初登場年です
ちなみに、雪見だいふくが通年販売になったのは2018年から。それまでは9月から3月ごろまでの期間限定販売でした。冬の季節限定と聞くと、明治「メルティーキッス」(1992/93年発売)を思い浮かぶる人も多いと思いますが、雪見だいふくは他社に先駆けて冬季限定をうたった商品なんだそうです!
雪見だいふくは何分待ちが正解?
ロッテ公式サイトによると、雪見だいふくは常温で8分待ち、あるいはレンジで8秒チンすると、お餅がプニプニになって伸びやすくなるんだとか。レンジは600Wで必ずお皿に移して、ラップなしで加熱します。
たしかに冷凍庫から出してすぐや、コンビニ・スーパーで買ってすぐだと「求肥(ぎゅうひ)が全然伸びない…」ってことありますもんね。
ただし、常温8分待ちは室温25℃の場合なので、冬の寒い時期で暖房弱めの部屋なら10分待つのも全然アリです。10分後には、外側を指で触るとまるで赤ちゃんのほっぺのような、ぷにっぷにの感覚が味わえますよ。
とはいえ、温めすぎると求肥とパッケージのプラスチックが一体化して、雪見だいふくを取り出せなくなるのでご注意を(僕もバッチリ経験済み。スプーンですくいながら食べました)。
なお、雪見だいふくが抱える大きな矛盾「冷やすと硬くなる餅(求肥)」と「温めると溶けてしまうアイス」の奇跡の共存を支えているのは、糖分の配合比率。求肥は糖の配合比率によって固まり具合が微妙に変化するのですが、ロッテはトライアンドエラーの末に絶妙な糖分比率を導き出し、今でも企業秘密として守っているんだそうです!
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※ページ内で紹介しているイベント・キャンペーンなどは終了している場合があります。最新情報は公式サイト等でご確認ください
参考URL
- 雪見だいふく | アイス、ロッテの歩み|ロッテについて – お口の恋人 ロッテ
- 一般社団法人 日本記念日協会(協会認定記念日) – 公式サイト
- 商品の歴史 – カルビー
- 森永ミュージアム – 森永製菓株式会社
- うまい棒ヒストリー – やおきんドットコム
- 夏にも「雪見だいふく」 ロッテ、冬季限定から通年販売に – 日本経済新聞
- メルティーキッスの歴史 | Meltykiss(メルティーキッス) – 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
- 「雪見だいふく」後発メーカーだからこそ逆転の発想で勝負する – J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト](独立行政法人中小企業基盤整備機構)