11月20日は「競輪発祥の日」です。
日本唯一の競輪振興法人として競輪やオートレースを統括している、公益財団法人JKA(Japan Keirin Autorace foundation)によって制定されました。

日付の由来は昭和23年(1948年)の今日、福岡県北九州市の小倉競輪場にて初めて競輪が開催されたことから(つまり競輪の誕生日!)。
同じ年の第3回国民体育大会(国体)で使われた自転車競技場をそのまま競輪に振り向ける形で、午前10時30分に第1レースが発走しました。

小倉競輪場02
▲小倉競輪場 via Wikimedia Commons Cake6 CC BY-SA 3.0(画像をトリミングしています)

JKAでは「競輪発祥の日」をきっかけに、公営競技の競輪を多くの人に贔屓にしてもらうとともに、競輪の売り上げの一部が機械工業の振興や社会福祉などに役立てられていることを知ってもらおうとしています。


「競輪発祥の日」のイベントは?

競輪発祥の地・小倉競輪場では、毎年「競輪発祥の日」の月である11月に、GI競走「競輪祭」が開催されます。
年末に行なわれる競輪界最高峰のレース「KEIRINグランプリ」出場者が、競輪祭の最終日に決定するため、グランプリ出場を賭けた最後の戦いが繰り広げられるんです!


▲競輪祭の様子 via 小倉けいりん事務局 公式X(Twitter)

競輪祭は「競輪発祥を記念するため、廉あるごとに小倉において実施する」という通商産業省(現在の経済産業省)通達のもとに行なわれてきた歴史あるレースなんですよ。
小倉競輪場では開催期間に合わせて、場内イベントやステージイベントもたくさん催されます。

競輪は日本発祥のスポーツ?

はい。競輪は日本発祥のプロスポーツです。
「Karaoke」や「Kawaii」と同じように、日本語がそのまま「KEIRIN」として世界で通用します。

2000年のシドニーオリンピックからは「ケイリン/KEIERIN」として、柔道に続いて2番目の日本生まれの五輪種目になりました。
2008年の北京オリンピックでは「男子ケイリン」で、永井清史きよふみ選手が日本人初となる銅メダルを獲得しています。


▲東京オリンピック2020 男子ケイリン決勝。会場は伊豆ベロドロームでした

【豆知識】競輪のユニフォームの色は?

競輪のユニフォーム(大宮競輪場)
▲競輪のユニフォーム via Wikimedia Commons Paulkeller CC BY-SA 3.0(画像をトリミングしています)

競輪のユニフォーム(勝負服)とヘルメットは、選手の車番ごとに色分けされています。
観戦していて分かりやすいのはもちろん、カラフルなので見ていてテンションが上がりますよ!

車番勝負服の色(カラー)
1○ 白
2
3
4
5 黄色
6
7 オレンジ
8 ピンク
9

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