ぞうさんの日(11月16日)01

11月16日は「ぞうさんの日」です。
山口県周南市の市民プロジェクト「絵本と物語のある街」によって制定されました。

日付の由来はプロジェクトの設立日と、周南市出身で童謡『ぞうさん』の作詞で知られる「まど・みちお」さんの誕生日(明治42年11月16日)から。
この日をきっかけに、親子・家族・地域のきずなを深めるのが目的です。


▲びびびの美 2023年3月後半号(すべては、ここから 詩人まど・みちおの原風景 ~生家跡)CATV番組 via 周南市美術博物館

このページでは、そんな「ぞうさんの日」にちなんで、山口県周南市にある、まどさんゆかりのスポット(モデルコース)を紹介します!

【まど・みちお】代表作など
  • やぎさんゆうびん
  • ぞうさん
  • ふしぎなポケット
  • 一ねんせいになったら
  • 詩集『てんぷらぴりぴり』(野間児童文芸賞受賞)
  • 「国際アンデルセン賞 作家賞」日本人初受賞
    (「児童文学のノーベル賞」と称される賞)


「まど・みちお」モデルコース【山口県周南市】

「まど・みちお」モデルコース
  1. JR徳山駅
    在来線ホームの列車到着メロディが「ぞうさん」「一ねんせいになったら」
  2. 徳山小学校
    まどさんの母校(当時は徳山町立岐陽尋常高等小学校)
  3. まど・みちお生家跡
    現・西辻自治会館。建物前に説明板あり
  4. 東川
    まどさんが幼い頃よく遊んだ川
  5. 福田寺
    まどさんが祖父と一緒にお墓参りをしたお寺
  6. ポエムどおり(地下道)
    楽譜のレリーフがあり、通ると「ぞうさん」などのメロディーが流れる
  7. 周南市徳山動物園
    スリランカゾウ舎前に「ぞうさん詩碑」がある
  8. 周南市美術博物館
    まどさんの常設展がある。まどさんは絵画作品も多数残している
  9. 周南市立中央図書館
    児童室に「まど・みちお 文学コーナー」がある
JR徳山駅01
▲JR徳山駅。南北自由通路の愛称は「ぞうさんのさんぽみち」です

JR徳山駅を出発し、まどさんが9歳まで暮らした「まど・みちお生家跡」や、祖父と一緒にお墓参りをしたお寺「福田寺」などを巡るコースです。
周南市美術博物館館長の有田順一さんは「まど(さん)の芸術の骨格は、この徳山時代、すでに出来上がっていたのかもしれない」と述べています。モデルコースを歩くだけで、芸術センスが磨かれるかも!?

まど・みちお「ぞうさん」詩碑(周南市徳山動物園)
▲まど・みちお『ぞうさん』詩碑 via Wikimedia Commons TT mk2 CC BY-SA 3.0(画像をトリミングしています)

こちらは、周南市徳山動物園のスリランカゾウ舎前にある、童謡『ぞうさん』の歌詞と楽譜が刻まれた碑です。画像は以前、動物園の出入口前に建っていたときのものですが、石の色もゾウさんにマッチしていて可愛いですね。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

徳山駅は山陽新幹線「のぞみ」「さくら」の一部停車駅です。駅の利用者数は山口県内で下関駅に次ぐ2位とも言われていますよ

関連ページ▼

※ページ内で紹介している情報は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください

参考URL