「冬瓜に含まれている栄養素や効能って、どんなモノがあるの?」
なんて疑問を、抱いてませんか??
そのみずみずしい食感と、サッパリとした味わいから、細かな味の違いが分かるオトナたちに、特に人気の冬瓜(とうがん・トウガン)!
そんな冬瓜に、どんな栄養成分が含まれていて、どんな効能があるのか気にしている人も多いですよね^^
そこで今回は、冬瓜に含まれている代表的な栄養成分やその効能、さらには、冬瓜の旬である夏に食べたい、オススメの2つの食べ方について、ドドン!とご紹介していきます♪
ということで、まずは早速、冬瓜に含まれている主な栄養成分と、その効果・効能からスタートです!
冬瓜の栄養成分と効能!この3つに注目!
1. ビタミンC
冬瓜には、可食部100グラムあたり
39グラムのビタミンCが含まれています。
ビタミンCは、少しでも美容に
興味がある女性なら、ご存知のとおり、
美しい肌を作るためには、欠かせない
栄養素だと言われていますよね^^
また、ビタミンCは粘膜の保護や、
風邪の予防にも効果があると
言われているので、
「毎年、夏になると
夏風邪でノドが痛くなる…」
なんて方にも、冬瓜はイチオシです♪
2. カリウム
また冬瓜には、可食部100グラムあたり
200mgと、ミネラルの一種である
カリウムも、豊富に含まれています。
で、カリウムには私たちのカラダの中の
塩化ナトリウム、すなわち塩分を排出する
はたらきがあるので、
利尿作用がバツグンで、こちらも女性に
とってうれしい、むくみへの対策にスゴく
効果的だと言われているんですよね^^
実際、冬瓜の利尿作用は、昔から
よく知られるトコロで、古代中国の
「食療本草」という薬学書には、
「太りたい人は冬瓜を食べてはダメ!」
といった旨の記述があったとも
言われているくらいです(!)。
また、塩分を出してくれることは
すなわち、高血圧の予防にも
つながるので、
冬瓜は女性だけでなく、血圧が
気になる、お父さん世代の男性にも
オススメできる食材だと言えますね♪
3. サポニン
こちらはちょっと聞きなれない
名前かもしれませんが、冬瓜には
サポニンという成分が含まれています。
で、このサポニンには脂肪や糖の
吸収を抑えてくれるはたらきがあるので、
ダイエット中の方に、特にオススメ!
もともと冬瓜は、その95%が水分と
いうこともあって、100グラムあたりの
カロリーが、なんとたったの16kcalと、
低カロリー食材として有名な、
海藻類に匹敵するほどの低さ。
そのうえさらに、サポニンのような
ダイエット中の方にとっての、強い味方に
なってくれそうな成分が含まれていたら、
そりゃあもう、積極的に冬瓜を
パクパクと食べたくなっちゃいますよね^^
で、他にも冬瓜には覚えておくと
食べるときのありがたみがアップする、
うれしい栄養成分が含まれていて…
他にも冬瓜にはこんな栄養と効能が!
その他の冬瓜の栄養と効果・効能
- 食物繊維:便秘の解消や腸内環境改善
- トリテルペン:抗ガン作用
さらに冬瓜には、食物繊維も
含まれているので、便秘の解消にも
効果が期待できますし、
トリテルペンという、
抗ガン作用を持つ成分が
含まれているとも言われています。
味が淡白なぶん、栄養もほとんど
ないのではという、先入観をお持ちの方も
きっと多いのではないかと思いますが、
こうして見てみると、冬瓜には
私たちにうれしい栄養&効能が、
本当に盛りだくさんですね^^
ちなみに、冬瓜の旬は夏なのに、
なぜ「冬」という文字が
使われているのかというと…
冬瓜なのに旬は夏!そのオススメの食べ方とは?
で、冬瓜の旬は記事の冒頭でも
チラッと述べたとおり、
7~9月という夏真っ盛りの時期。
なのに、なぜ冬瓜には「冬」という
文字が使われているのでしょうか?
そのヒミツは、冬瓜の日持ちの良さに
隠されていて、夏に収穫した冬瓜を
冷暗所に保存しておけば、
数か月後(=冬の時期)にも美味しく
食べることができるため、この冬瓜
という名前がついたとされています。
ただし、冬には冬が旬の食材がいつでも
スーパーで手に入るコトを考えれば、
冬瓜は旬の夏においしく頂きたいモノ。
実際、サッパリした味わいで、
みずみずしい食感の冬瓜は、
食欲が落ちがちな、夏にこそ
食べたくなる野菜ですからね^^
そこでココからは、食欲がダウン
しがちな夏にこそ食べたい、冬瓜の
おすすめ料理を、2つご紹介していきます♪
メニュー1. 冬瓜の冷製スープ
先ほど冬瓜には、さまざまな栄養成分が
含まれているというお話をしましたが、
水分がたっぷりの冬瓜は、
調理すると、その栄養成分が水と
一緒に、外に溶けだしてしまうことも
しょっちゅう。
そこでオススメなのが、冬瓜を
冷たいスープにして、汁ごと美味しく
頂いてしまうことですね!
こうすれば、冬瓜に含まれている
栄養素を逃すことなく、私たちのカラダの
中に取り入れることができます^^
作り方は、皮をむき一口大に切った冬瓜と、
1cm幅にしたベーコン、そしてコンソメを
鍋のお湯の中に入れて、15分ほど煮ます。
で、あとは粗熱をとって冷蔵庫に入れ、
食べる直前に塩コショウで、味を
チャチャッと、ととのえるだけ!
食欲がないときでも、サッパリと
おいしく食べることができますよ♪
そして、もう1つの
おすすめメニューが…
メニュー2. 冬瓜の冷たい煮物
ソレからもう1つ、個人的に強く
推したいのが、冬瓜の冷たい煮物。
冬瓜は先ほどから言っているとおり
良くも悪くも、味がスゴく淡白なので!
本来は、魚介類や鶏肉など、
味が濃い食材と一緒に調理するのが
ベスト、なんて言われていますが、
私は夏の食欲の落ちがちな時期
だからこそ、あえてシンプルに作って
サッパリと頂くことが多いですね^^
作り方は、コチラも皮をむき一口大に
切った冬瓜を、ひたひたになるくらいの
水が入った鍋の中に入れて、
ほんだしや、しょう油などと一緒に、
柔らかくなるまで煮込んでいきます。
で、あとは冷製スープ同様、
粗熱がとれたら冷蔵庫の中に入れて、
食べる直前に取り出せばカンペキ!
そのまま食べても、もちろん
アッサリいけますが、私は名古屋出身
ということもあって、
冬瓜の上に、味噌をのっけて
食べることも多いですね^^
で、参考までに、名古屋人は一家に一本は常備していると、TV番組などで、もっぱらウワサの、どんな料理・食材にもかけられる、名古屋名物の調理味噌があるので、以下に紹介しておきますね。
僕はストックを切らしたくないので、二本以上は常備しております(笑)
一回、全体をまとめましょう!
まとめ&夏が旬の野菜は他にもたくさん!
今回は、冬瓜に含まれている栄養や
その効能に加え、冬瓜を使った夏の
オススメ料理について、まとめてきました。
最後にもう一度、今回の内容を
ギュッ!と凝縮してまとめると、
こういったカタチになりますね。
冬瓜の代表的な栄養成分と効能は…
- ビタミンC:美肌・風邪予防
- カリウム:むくみ対策・高血圧予防
- サポニン:脂肪や糖の吸収を抑える
冬瓜を使ったおすすめメニューは…
- 冷製スープ
- 冷たい煮物
ちなみに、スーパーなどで使える、
おいしい冬瓜の見分け方(選び方)は、
- できるだけ緑色が濃いモノをチョイスする
- シワがなく、ツヤのあるモノを選ぶ
- 白い粉がふいているモノを選ぶ
(完熟している証拠!) - カットされているモノを選ぶ場合は、
果肉が真っ白&みずみずしいモノを選ぶ
こんな感じ。
今回ご紹介した、記事の内容を頭に入れて
あなたも冬瓜を、食欲がダウンしがちな
夏の食卓に上手く取り入れてくださいね^^