味噌汁の油揚げは、入れるタイミングによって味や食感が変化します。油揚げ自体だけでなく、出来上がったお味噌汁の印象も変わってきますよ。
このページでは、味噌汁に油揚げを入れるタイミングや順番について紹介します。
油揚げを入れる一般的なタイミング
油揚げを入れるタイミングとして一般的なのは、火の通りにくい根菜類などの具材に火が通ってきた頃合いです。
例えば「大根・油揚げ・ネギ」の3つの具材で味噌汁を作る場合は、大根の色が透き通ってきた段階で油揚げを入れます。
そのまま、ひと煮立ちさせて味噌を溶き入れ、最後にネギを加えれば、おいしい味噌汁の完成です。
早すぎず遅すぎず、ちょうど中間くらいに入れるイメージですね。ほかに似たような投入タイミングになる具材としては、玉ねぎやモヤシなどが挙げられます!
最初に入れる作り方も【コク◎】
いっぽうで、水と一緒に油揚げを鍋に入れて、火にかける作り方もあります。
最初に油揚げを入れるので、油揚げの中のうま味と油がしっかりと溶け出して、お味噌汁のコクがアップするのが特徴です。
味噌汁を口に含んだときのコクや飲みごたえを重視するなら、ぜひ初めに油揚げを入れてみてください。
油揚げが味噌や他の具材の味を吸いやすくなるので、油揚げ自体の味がより立体的になるのもポイントです。
この作り方はNHKのあさイチでも紹介されていました。油抜きをせずに、油揚げの油を活かすレシピですね!
さいごに
今回は2通りのタイミングを紹介しました。入れるタイミング以外には、「切り方」をどうするかで、味噌汁の出来上がりが変わってきます。
お吸い物風にしたい場合は細めに、食べ応えを求めるなら太めに切るなどして、自分好みのカスタマイズを楽しみましょう!