9月27日は「世界観光の日(World Tourism Day)」です。
スペイン・マドリードに本部を置く、国連世界観光機関(UNWTO)によって制定されました。
日付の由来は、1970年(昭和45年)9月27日に世界観光機関憲章が採択されたことから。
国際社会における観光(ツーリズム)の社会的、文化的、政治的および経済的な重要性を啓発するのが目的です。
国連世界観光機関(UNWTO)との提携を祝して、「世界観光の日」をお祝いするイベントを開催します。お楽しみに!https://t.co/09CySomXrp pic.twitter.com/zp6QzuwDXw
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) September 25, 2019
今回は、そんな世界観光の日にちなんだクイズを1問出題します!
【クイズ】日本のパスポートの浮世絵の作者は?
海外旅行の必需品といえば「パスポート(旅券)」。
言葉の異なる海外にあって、自分が何者であるか(国籍、氏名、年齢など)を具体的に証明できる、ほぼ唯一の手段です。
そんな日本のパスポートには、わが国を代表する浮世絵である『富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』の作品が各ページにデザインされています。
では、『富嶽三十六景』の作者は誰でしょう? 次の3人から、正しい人物をお選びください。
- 葛飾北斎(かつしかほくさい)
- 菱川師宣(ひしかわもろのぶ)
- 歌川広重(うたがわひろしげ)
答え
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↓
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正解は「1.葛飾北斎(かつしかほくさい)」です。
日本のパスポートには、葛飾北斎による浮世絵『富嶽三十六景』のデザインが使用されています。
『富嶽三十六景』が世界的に広く知られた作品であることや、世界遺産でもある富士山をモチーフにしていることなどが採用に至った理由です。
日本のパスポートのうち、表紙が赤色の10年旅券には24作品が。表紙が黒色の5年旅券には16作品が、見開き2ページでデザインされています。
なお、『富嶽三十六景』は全46枚の画集です。はじめ36図でしたが、追加で10図加わり46図となりました。
誤答選択肢「2.菱川師宣」は、代表作に『見返り美人図』がある、浮世絵の元祖とされる人物。「3.歌川広重」は『東海道五十三次』や『名所江戸百景』の作品で有名な浮世絵師です!
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参考URL・参考書籍など
- World Tourism Day Celebrations – World Tourism Organization(UNWTO)
- 世界観光機関(UNWTO) – 国際連合広報センター
- 世界観光機関憲章、次期パスポートの基本デザイン決定、2020年旅券Q&A – 外務省
- 9月27日は”World Tourism Day(世界観光の日)”です – 国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所
- 持続可能な観光に関する用語集 – 国土交通省
- 国連世界観光機関(UNWTO)とは? 日本人職員がその組織や成り立ちを解説 【コラム】 – トラベルボイス – 観光産業ニュース
- 一般社団法人 日本記念日協会(その他の記念日・世界観光デー) – 公式サイト
- 『広辞苑 第七版』岩波書店,2018