1月9日はジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日です。UCC上島珈琲株式会社や、兼松株式会社、ワタル株式会社らが会員に名を連ねるジャマイカコーヒー輸入協議会によって、2018年(平成30年)に制定されました。

ジャマイカ・ブルーマウンテンコーヒーの樽01
▲ジャマイカ・ブルーマウンテンコーヒー。コーヒー豆の中でも、樽詰めで輸出されるのはブルーマウンテンだけです

日付の由来は、1967年(昭和42年)のこの日に、ジャマイカのキングストン港から日本に向けて、コーヒー豆1,400袋の貨物が出港したことから。この年は、日本がブルーマウンテンの世界最大の需要国になった記念すべき年で、キングストン港からコーヒー豆が出港した様子は、翌日のジャマイカの現地新聞のトップ記事になるほどの話題になりました。今でも日本は、ジャマイカにとっての最大のコーヒー市場であり続けています。


ブルーマウンテンとは?

品種「ブルーマウンテン」は、ジャマイカの西寄りに位置するブルーマウンテン山脈の、ジャマイカ政府によって定められたごく限られた地域で採れる希少価値の高いコーヒーです。熱帯カリブの豊かな太陽の光と濃い霧や雨による、昼と夜との大きな温度差や、ブルーマウンテンの急峻な斜面による水はけの良さなどが、良質なコーヒー豆が育つ環境に適しています。

ジャマイカのブルーマウンテン山脈01
▲ジャマイカ・ブルーマウンテン山脈

そんなブルーマウンテンの味の特徴は、甘み・苦味・酸味のバランスが非常に取れていること。クセのないバランスの取れたブルーマウンテンのテイストは、まさに日本人好みとされています。口の中に入れたときの、絹のような舌触りの心地良さもポイントです。

樽もおいしさのヒミツ!?

特徴的なブルーマウンテン樽は、ニオイのないアメリカの温帯林の木材で作られています。木が内外の湿気を吸収・放出するため、輸送時などの急激な温度変化でも、樽の内部に大きな変化が起こりづらいメリットがあるそうです。一般的な麻袋と比べてコストも手間もかかりますが、この樽もブルーマウンテンの高い品質を保つのに重要な役割を担っているわけですね!

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

ここまでご覧いただきありがとうございます。僕はコーヒー関連の会社に勤めていた経験があり、その職場には日替わりでコーヒーが用意されていたのですが、高価なブルマンが用意されることはさすがにありませんでした…w 購入される方を見ても、自分で楽しむ方ももちろんいらっしゃいますが、ギフト・贈答用として注文されるケースが多い印象です!

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