12月5日はアルバムの日です。ナカバヤシ株式会社が2010年(平成22年)に記念日として申請し、日本記念日協会によって登録されました。ナカバヤシはベストセラー商品「フエルアルバム」をはじめとして、製本やシュレッダーなどの情報整理製品を取り扱う総合企業です。
アルバムの日が「12月」なのは「その年の思い出をアルバムにまとめる月」であることに由来します。では、なぜ日付が「5日」なのでしょう?
いよいよ明日、12月5日は「#アルバムの日」です✨
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— ナカバヤシ株式会社 (@ncl_jp) December 4, 2023
▲ナカバヤシ株式会社 公式SNSより
アルバムの日の由来は?
「アルバムの日」の日付が「5日(いつか)」なのは、スマホやデジカメなどで撮りためた画像を「いつか時間ができたら…」「いつか子供が大きくなったら…」と先延ばしにすることなく、アルバムにまとめてほしいという願いから。なんともウマい日付の決め方です。
とはいえ、いろいろと後回しにしがちな僕にとっては、月が始まったばかりの「12月5日」は、差し迫った感としてはやや弱い気もします。
もっと年末に近い日にアルバムの日が設定されていれば、「ヤバイ!年内に整理せねば!!」と、さらにやる気になるかもしれません(笑)
【クイズ】アルバムの語源は?
ここでアルバムの語源に関するクイズです。
アルバム(album)の語源は、ラテン語の「albus」から来ています。では、「albus」にはどんな意味があるでしょう。次のうち最も近いものをお選びください。
- 思い出
- 白い
- 絵画
- 綴じる
答え
↓
↓
↓
正解は「2.白い」です。アルバムの起源は古代ローマ時代までさかのぼります。当時は「白い石板」に執政官の名前や議事録を記して公示しており、これがアルバムのルーツとされています。
19世紀後半に、紙焼き写真の一般化とともに写真用アルバムが普及し、今ではデジタル化されたアルバムも珍しくなくなりました。
(とはいえ、紙のアルバムを、ペンやマスキングテープでわちゃわちゃさせるのも楽しい!)
ちなみに、複数の曲がまとめて収録されたCDもアルバムと呼びますが、これは昔、何枚かのレコードを本型(ブック型)のケースに収めて販売していたことに由来します。
紙のアルバムも音楽のアルバムも、もとを辿れば起源は同じだと言えるでしょう。
▲初期のブック型音楽アルバム via Wikimedia Commons Grutness public domain
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。このページの内容をまとめておきますね。
- アルバムの日(12月5日)はナカバヤシが記念日として申請し、日本記念日協会によって登録された
- 日付の由来は「1年の思い出をアルバムにまとめる月(=12月)」に「いつか(5日)時間ができたら…」と先延ばしせずにアルバム作りをしてほしいという願いから
- アルバム(album)の語源は、ラテン語で「白い」を意味する「albus」
紙派・パソコン派・Instagram派など、好きなアルバムのカタチは人それぞれですが「思い出作り」という意味では共通しているはず。
「アルバムの日」にアルバムを見返しながら、ステキな思い出話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。
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