いいご縁の日(11月5日)01

11月5日は「縁結びの日」です。
古くから縁結びの地として知られる島根・出雲路エリアの「神話の国 出雲縁結び協会」によって制定されました(のちに公益社団法人島根県観光連盟が継承)。

日付の由来は11と5で「いい(11)ご(5)縁」の語呂合わせから。
出雲地方では「神在月(かみありづき)」と呼ばれる旧暦10月に全国から神様が集まり、結婚・恋愛・健康・仕事などさまざまなご縁について話し合いが行なわれるとされています。

出雲大社 拝殿・本殿
▲日本一の縁結びの神様を祀る「出雲大社」

「人々の良いご縁が結ばれる日を」という意味も込められたこの記念日に、近くの縁結び神社でステキなご縁をお願い、あるいは今あるご縁に感謝してみては?
神社によっては「縁結び限定御朱印」などの頒布を行なうところもありますよ。


なぜ出雲大社は縁結びで有名なの?

島根県立古代出雲歴史博物館02
▲島根県立古代出雲歴史博物館

出雲大社の隣にある島根県立古代出雲歴史博物館によると、出雲大社でなぜ縁結びとされるようになったのかは、実はよく分かっていないんだとか。

とはいえ、井原西鶴の浮世草子『好色五人女』に出雲大社での縁結びが記載されていることから、江戸時代にはすでに出雲大社での縁結びがある程度広がっていたのは確かなようです。
江戸時代から現代まで「出雲大社での縁結び」が受け継がれているという事実が、出雲の地に縁結びのご利益・パワーが存在する何よりの証拠かもしれません。

出雲大社の縁結びのお守り01
▲僕が出雲大社で頂いた縁結びのお守り。どこにつけるか迷った挙句、家で大切に祀っています(肌守りは「肌身離さず」身に付けるのが一般的です)

また、出雲大社によると、出雲大社の御祭神・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)とは国土を開拓した「国づくり」の神様。大国主大神は「国づくり」の最中に、農耕・漁業・殖産・医薬など、私たちが生きていくうえで必要なさまざまな知恵を授けたとされています。

この「生きとし生けるものが共に栄えていくための貴い結びつき(=目に見えないご縁)」を結び、常に見守ってくれているのが、縁結びの神・福の神として名高い大国主大神(出雲大社)だというわけです。

【ほかにも!】全国の人気「縁結びスポット」
  • 東京大神宮(東京都千代田区)
    ⇒日本で初めて神前結婚式が行なわれた神社
  • 來宮きのみや神社(静岡県熱海市)
    ⇒「落ち葉のハート」がかわいい!
  • 三光稲荷神社(愛知県犬山市)
    ⇒「ハートの絵馬」ブームの火付け役!?
  • 地主神社(京都市東山区)
    清水寺に隣接。「恋占いの石」が映える
  • 生田神社(神戸市中央区)
    ⇒機織りの神・稚日女尊わかひるめのみことが「ご縁を織り成す」と人気に
  • 八重垣神社(島根県松江市)
    ⇒稲田姫が姿を写した「鏡の池」で縁占い!
  • 荒立神社(宮崎県高千穂町)
    ⇒アンミカさんゆかりの神社

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