クリスマスツリー

12月7日はクリスマスツリーの日。1886年(明治19年)のこの日、高級スーパーの明治屋が外国人船員向けに日本で初めてクリスマスツリーを飾ったと言われています。
ただし、明治屋に記録は残っていないとのこと。1885年の創業時から、店舗で「クリスマス飾り」をしていたのは確かなようです。
また、複数の書籍では「日本初のクリスマスツリーは、1860年(万延元年)にプロイセンの公使オイレンブルクが飾った」としています。

今回はクリスマスツリーについて楽しく学べるクイズを3問ご用意しました。3問中2問正解で合格です。レッツトライ!


【Q.1】ツリーに使うのは何の木?

一般的にクリスマスツリーに使われる木は、次のうちどれでしょう?

  1. モミの木
  2. スギの木
  3. ケヤキの木

答え



正解は「1.モミの木」です。クリスマスツリーの発祥はドイツとされています。
ヨーロッパではキリスト教以前から、常緑樹であるモミの木を「永遠の生命」の象徴として信仰しており、クリスマスツリーにもモミの木が多く用いられてきました。
11世紀の宗教劇中の「エデンの園」の場面で、リンゴをつるしたモミの木が小道具として使われ、これをクリスマスツリーの起源とする説もあるようです。

クリスマスツリー(ドイツ ベルリン パリ広場)
▲クリスマスツリーとブランデンブルク門(ドイツ・ベルリン)

日本ではドイツトウヒをモデルとしたクリスマスツリーも人気。モミの木の調達が難しい暑い国では、バナナやマンゴーの木を飾ることもあります。ちなみに、日本初(オイレンブルク)のクリスマスツリーには、杉・竹・椿の木などが用いられたそうです。

【Q.2】てっぺんの星の名前は?

クリスマスツリーに欠かせない、てっぺんの星のオーナメント。では、この星のモデルになった星の名前は次のうちどれでしょう?

[クイズ]クリスマスツリーのてっぺんの星の名前は?

  1. ダビデの星
  2. クルドの星
  3. ベツレヘムの星

答え



正解は「3.ベツレヘムの星」。クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日です。イエスはベツレヘム(ヨルダン西部、パレスチナの街)で生まれました。新約聖書でベツレヘムの星は、黄金・乳香にゅうこう没薬もつやくの3つの贈り物を持った東方の三博士をイエスのもとに導いたとしています。

ジョット・ディ・ボンドーネ『東方三博士の礼拝』
▲ジョット・ディ・ボンドーネ『東方三博士の礼拝』via Wikimedia Commons public domain

誤答選択肢「1.ダビデの星」は、イスラエルの国旗に描かれている、ユダヤ人やユダヤ教の象徴とされる星。
「2.クルドの星」は、ガンダムのキャラクターデザインや作画監督を務めた安彦やすひこ良和よしかず氏が、かつて「月刊少年キャプテン」で連載していた漫画作品です。

イスラエルの国旗(ダビデの星)
▲イスラエルの国旗(ダビデの星)

【Q.3】ツリーはいつまで飾る?

最後はクリスマスツリーをしまう日についての問題です。ヨーロッパで一般的にクリスマスツリーを片づける日とされているのは、日本でいうと、次のうちどの日に一番近いでしょう?

  1. クリスマスの翌日(12月26日)
  2. 大晦日(12月31日)
  3. 松の内の最終日(1月7日)

答え



正解は「3.松の内の最終日(1月7日)」。ヨーロッパではふつう「1月6日」にクリスマスツリーなどの飾りを片づけます。
この日は東方の三博士がベツレヘムにたどり着き、生まれたイエスを祝福したと言われている日で「公現日(エピファニー)」と呼ばれます。国によっては1月下旬まで飾っているところもあるようです。

『東方三博士の礼拝』(シャルル=アンドレ=ヴァン=ルー、1760年頃)
▲シャルル=アンドレ=ヴァン=ルー『東方三博士の礼拝』via Wikimedia Commons public domain

【まとめ】ツリーの正式な飾り方

最後までご覧いただきありがとうございます。おさらいとして、今回の答えをまとめておきますね。

  1. 一般的にクリスマスツリーに使われるのは「モミの木」
  2. ツリーのてっぺんの星のモデルになったのは「ベツレヘムの星」
  3. ヨーロッパではふつう「1月6日」(公現日)にクリスマスツリーを片づける

日本唯一の公認サンタクロース・パラダイス山元さんによると、クリスマスツリーのてっぺんの星(ベツレヘムの星)は「飾りつけの最後に一家の大黒柱がとりつける」のが正式な飾り方なんだそう。
クリスマスツリーをいつ出すか悩んでいる場合は、今回のクリスマスツリーの日をきっかけに飾りつけを始めてみては?

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参考文献