1リットルは1000ミリリットルです。
記号で表すと「1L=1000mL」になります。
また、「1mL=1cc(シーシー)」なので、
「1L=1000cc」の式も成り立ちます。
このページでは、「1リットル=1000ミリリットル」の覚え方・教え方や、体積(L・dL・mL)の早見表、さらには1リットルがどれくらいなのか、身近なものの例えなどを紹介します!
ちなみに、「cc(シーシー)」は「cubic centimetre(キュービック センティミータ/センチメートル)」を略したもの。つまり、1立方センチメートル(㎤)を表す記号です。「cc=㎠」であることが分かれば、「1mL=1㎤」が成り立つこともイメージしやすいのではないでしょうか!
「1リットル=1000ミリリットル」の覚え方(教え方)は?
「リットル(L)」は体積を表す基礎単位で、「ミリ(m)」は「1000分の1」を表すSI接頭語(基礎単位の頭に付く記号)なので「1mL=1/1000L=0.001L」と表すことができます。
「1mL=1/1000L=0.001L」の左辺と右辺をそれぞれ1000倍すると「1000mL=1L」になるので、「1リットル(L)=10ミリリットル(mL)」であることが分かりますよ。
リットルの値をミリリットルに換算したときは「リットルの値を1000倍する」ことで、ミリリットルの値を求めることができます!(例:水2L=2×1000=2000mL)
【早見表】「L・dL・mL」【体積】
「デシ(d)」は「10分の1」を表すSI接頭語なので「1dL=0.1L ⇒ 10dL=1L」と表すことができます。また「1dL=100mL」です。
体積 | 同じ体積 |
---|---|
1kL (キロリットル) | = 1000L |
1L (リットル) | = 10dL = 1000mL |
1dL (デシリットル) | = 100mL |
1cL (センチリットル) | = 10mL |
1mL (ミリリットル) | = 1cc |
早見表のdLとmLのあいだにある「センチリットル(cL)」は、日本ではほとんど見かけませんが、ヨーロッパでは飲み物の容量を表すときに使われます。関連リンク先で写真と一緒に紹介していますので、(デシリットルについての学びも兼ねて)よろしければご覧ください!
1リットルはどれくらい?【例】
身近にあるところでは、上の写真のような大きさの「牛乳パック」に入っている牛乳の体積が1リットル(1000mL)です。
そのほか、「500mLのミネラルウォーター2本分」や「200mLの計量カップ5杯分」も1リットルになります。
また、定義的なところでいうと、1リットルは「1辺10cmの立方体の体積」と表すこともできます。大きい紙を用意して、自分で1辺10cmの立方体(サイコロ)を作ってみると、より楽しみながらイメージを掴めそうですね。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。このページの要点をまとめました。
- 1リットルは1000ミリリットル
- 「ミリ(m)」が「1000分の1」を表すことを覚えておくと便利
- そのほか「1リットル=1000cc」「1dL=100mL」あたりも覚えておこう
ページの途中で「1辺10cmの立方体を作ってみよう!」という話をしましたが、実際に体を動かすことで覚えやすさもアップします。買い物に行ったときに、飲み物などの内容量をチェックするなど、生活の中で体積(L・mL)を意識する時間を増やしてみてくださいね!
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