大晦日に何を食べようか悩んでいる人って、意外に多いんじゃないでしょうか。
(年越しそばを除けば)クリスマスのような定番料理は思い浮かばないし、忘年会を含め、家族・親族や友達との集まりで、ある程度のごちそうメニューはひととおり食べた…という人が多いのが理由だと思います。
じゃらんやボイスノートマガジンによる調査(ランキング)を見てみると、非常に参考になりますし、やっぱりそうだよなぁという気持ちにもなります。両者を並べて比較してみました。次の章です。
大晦日に食べるもの人気ランキング
ランキング(ベスト10)の結果を下に載せました。1位のそば・2位の寿司・4位のすき焼きが完全に一致しています。
順位 | 料理名 (じゃらん) | 料理名 (ボイスノート) |
---|---|---|
1位 | そば | そば |
2位 | 寿司 | 寿司 |
3位 | 特に決まっていない | カニ |
4位 | すき焼き | すき焼き |
5位 | 刺身 | 焼肉 |
6位 | 鍋 | 刺身 |
7位 | おせち料理 | 鍋 |
8位 | 天ぷら | うどん |
9位 | うどん | おせち料理 |
10位 | 焼肉 | 宅配ピザ |
10品中8品が見事に重複しています(完全一致をのぞくと刺身、鍋、おせち、うどん、焼肉)。カブっていない食べ物は、じゃらんの「特に決まっていない・天ぷら」と、ボイスノートの「カニ・宅配ピザ」ですね。
意外に思った人が多いのは、どちらにもランクインしている「おせち料理」かもしれません。お正月に食べるメージが強いのになぜ? そこには地方の伝統的な風習がありました。次の章で説明します。
大晦日におせち料理を食べるのはなぜ?
北海道などでは12月31日の大晦日の夕飯に、おせち料理を食べる家が多いといわれています。農林水産省(北海道農政事務所)によると、旧暦の頃は日暮れが1日の始まりだったため、大晦日の夜が1年の始まりだったんだそうです。
同じように日没を1日の終わりとする教会暦で、クリスマスイブが(クリスマス前日の夜ではなく)クリスマス当日の夜にあたるのとよく似ていますね。
お住まいの地方にそういった風習がなくても、「そう言われると、おせち料理って新年からしばらくは重宝するけど、そのあと余りがちだわ…」と思い当たるフシがあるなら、大晦日に食べるのもアリかもしれません。僕にとっても新たな発見でした!
まとめ【結局、何食べる?】
最後までご覧いただきありがとうございます。
このページの内容をまとめました。
- 大晦日の定番(?)は「年越しそば・寿司・焼肉・すき焼き・刺身・鍋料理・うどん」など
- 一部の地域では、旧暦の名残で大晦日におせち料理を食べることも
僕もひととおり考えた結果、落ち着きそうなのはやっぱりお寿司。「食べる量を調節しやすい」「値段もいろいろあって選べる」「年越しそばとの相性が良い」などが理由ですね。
大勢の集まりはもちろん、一人暮らしでも問題なくイケますし、これを読んでいる方の多くにおすすめできるメニューだと思います。メニュー・献立決めの参考になれば幸いです。それではよいお年をお迎えください!
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