「大根の葉っぱには、栄養がたっぷり
詰まってるって聞いたけど、本当?」
なんて疑問を、抱えてませんか??
大根の葉っぱには、本体(根っこ)に比べ
沢山の栄養が含まれているという話を
小耳に挟んだコトがあるけど、
具体的にどんな栄養が含まれていて、
カラダにどんな嬉しい効果があるのかを
パッ!と答えられる人は少ないはず。
そこでココでは、
- 大根の葉に含まれている
栄養とその効能
について、オススメの食べ方
(調理法)などもあげながら
わかりやすくまとめましたよ^^
ということで、さっそく、
大根の葉に含まれる要注目の
栄養成分をチェックしていくと…
今すぐ食べたくなる!大根の葉に含まれる栄養と効能はコレ
今回ご紹介する、大根の葉に
含まれる要注目の栄養素は以下の3つ。
- ビタミンA
- ビタミンC
- 鉄分
1つずつ順番に見ていきましょう~。
栄養1. ビタミンA(βカロテン)
大根の葉っぱに含まれる栄養として
真っ先にあげておきたいのが、
人参(にんじん)にも
豊富に含まれていることでも有名な
ビタミンA(βカロテン)。
ビタミンAは新陳代謝を高める&
皮膚や粘膜の乾燥を防いでくれる
はたらきを持っているので、
美しい肌を保つために欠かせない
大切な栄養ですからね。
で、ビタミンAは
少し栄養に明るい人なら
ご存知かと思いますが、油に溶ける、
- 脂溶性ビタミン
なので、油と一緒に調理して
吸収力を高めてあげるのが
賢い食べ方です。
実際に大根の葉っぱを生のまま
食べると、そのビタミンAは
10%ほどしか吸収されませんが、
茹でると50%近く、油で調理すると
なんとおよそ80%にまで吸収率が
高まると言われているんですよ。
コレをふまえたうえで、大根の葉っぱの
ビタミンAを効率よく摂取できる
おすすめメニューはチャーハン。
細かく刻んだ、大根の葉っぱと
しらす(じゃこ)を、サラダ油を敷いた
フライパンでサッと炒め、
そこに、ごはんを投入&仕上げに
醤油(しょうゆ)を鍋肌から回し入れて
手早く混ぜれば、シンプル炒飯の完成!
イイ意味でクセのない和風味になるので
あなた好みの具材をプラスするだけで
アレンジだって簡単にできちゃいます^^
続いて紹介するのは、抗酸化ビタミン
として知られる、あの栄養素です
(ビタミンAもそうですけどね笑)。
栄養2. ビタミンC
大根の葉っぱには
抗酸化ビタミンの1つとして有名な
ビタミンCも豊富に含まれています。
ですので、私たちのカラダの中で
悪さをする活性酸素から細胞を守って
肌の老化を防いでくれたり、
メラニン色素を抑制&分解する
はたらきにより、シミの予防や改善の
効果も期待できちゃいます。
ただし、ビタミンCはビタミンAとは
逆に「水溶性ビタミン」なので、
効率よく吸収したいなら
できるだけ調理をせずに、体の中に
摂り入れてあげるのが大切なポイント。
なので、ビタミンAを効率的に摂るなら
先ほどのチャーハンのような
メニューがオススメなんですが、
ビタミンCを重視するなら
サラダのような、大根の葉をそのまま
食べられる調理方法がイチオシですね。
作り方としては、4cmほどの長さに
切った水菜と、同じく4~5cmの長さに
千切りにした大根の根を用意し、
ソコに、みじん切りにした大根の葉を
合わせるだけで、シャッキシャキの
食感が味わえる新鮮なサラダが完成!
なお、ビタミンCは空腹時より
満腹のときのほうが「1.6倍」
吸収率が高まると言われています。
ですので、ムダなく摂り入れたいなら
サラダは食事の後半に食べるのが
オススメということになりますね^^
そして、最後にご紹介するのは…
栄養3. 鉄分
大根の葉っぱには、女性にとって
とくにうれしい栄養素である
鉄分もたっぷり含まれています。
その量は、鉄分を含む野菜と聞いて
誰もが真っ先に思い浮かべるはずの
ほうれん草にも匹敵するんですよ。
そして先の2つにならい、ココでも
大根の葉っぱを使ったお手軽レシピを
あげるなら、味噌汁がオススメですね。
カンタンなレシピとしては、鍋に、
- 水
- ダシ
- 大根の根
この3つを入れて火にかけ、
大根が柔らかくなったら
1cm幅に切った大根の葉っぱを投入。
ひと煮立ちしたら火を止めて
あとは味噌を溶き入れれば、
あっというまに完成です。
他にも、下の記事でも触れているように
大根の煮物を作るときに、葉っぱを
一緒に入れてしまうのも良いですね♪
大根の煮物!部位や場所はどこを使う?ランキングでおすすめ紹介
大根の煮物を作る場合、大根のどの部位・場所を使うと、よりおいしい煮物ができあがるのか、そのおすすめをベスト5のランキング形式にしてまとめています。記事の途中ではそれぞれの部位・場所の味の特徴などについても触れていますよ。
一度、記事の内容をまとめましょう!
まとめ&大根についてのオススメ関連記事
今回は、大根の葉に含まれる栄養と
その効能についてご紹介してきました。
最後にもう一度、今回ご紹介した
3つの栄養素をまとめておくと、
こういったカタチになりますね。
■ 要注目の栄養成分3つ
- ビタミンA(βカロテン)
- ビタミンC
- 鉄分
コレだけ嬉しい効能があると分かると、
今まで捨てていた葉の部分も
急に愛おしくなっちゃいますね(笑)
この機会に、大根についての知識を
さらに深めたいなら、以下の2つの
記事もオススメです^^
ぶり大根に合うおかずを厳選して5つ取り上げ、ランキング形式にしてまとめています。記事の最後では「ぶり大根に合う副菜を考えるときの3つのポイント」についてもご紹介していますよ。
カットされた状態の大根の保存方法について、大きめに切った場合(半分や3分の1など)と、小さめに切った場合(いちょう切りや半月切り、千切りなど)のそれぞれごとに、分かりやすくまとめています。