「キノコ類の栄養って、冷凍したり、
加熱したりすると、変化するのかな?」
なんて、疑問に思ってませんか??
他の食品にはない、独特な香りと食感を
持つことから、食卓に欠かせない存在に
なっている食材の1つ、きのこ(キノコ)!
低カロリーで、食物繊維などを豊富に
含むことから、その栄養面からも注目を
浴びている、興味深い食材ですよね^^
そこで今回は、きのこを冷凍、あるいは
加熱すると、その栄養はどう変化するのか、
それぞれについて、まとめました♪
まずは冷凍から!きのこを冷凍すると栄養は…
きのこ類は、冷凍すると、
ズバリ、栄養価がアップします!
ただし、ビタミンなどの、いかにも
「栄養」といった感じの成分ではなく、
「うまみ成分」である、
- グルタミン酸
- アスパラギン酸
- グアニル酸
こういった、知名度的には
少しマイナーな成分がアップするんです。
とはいえ、グルタミン酸は、
味の素の、超有名な「うまみ調味料」
の中に含まれていますし、
アスパラギン酸も、疲労回復効果が
期待できる栄養成分として、田辺製薬の
「アスパラドリンク」に含まれているので!
これらの商品名を聞いて、
「あ~!あの栄養成分ね!」
と、ピンときた方も、少なからず
いらっしゃるのではないでしょうか。
さらに、きのこに含まれる、
そのほかの栄養素についても、
冷凍することで、その細胞壁が壊れ、
細胞壁の中に、閉じ込められていた
栄養素が、料理するときにダシの中などに、
溶け出しやすくなるので!
冷凍せずに、調理したときよりも、
体内への吸収率がアップするという、
うれしいメリットが、あるんですよね^^
きのこを冷凍するだけで、栄養価や、
栄養素の吸収率が、アップするなら、
これを活用しない手はないですね♪
ちなみに、冷凍させたきのこは、
凍った状態のまま、加熱調理して使うか、
自然解凍させるのがオススメです。
なお、その辺りも含め、きのこの中でも
超メジャーな存在・しいたけの冷凍保存の
方法や、そのときの注意点については、
以下の記事で、くわしく
ご紹介していますので、ぜひこの機会に
一度、目を通してみてくださいね^^↓
⇒しいたけを冷凍!そのままor洗う?
期間はどのくらい持つ?
次に加熱!きのこに熱を加えると栄養は…
一方、多くの野菜と同じように、
きのこも、調理するときに熱を加えると、
その栄養が失われやすくなるので、
長時間の加熱は、オススメできません^^;
また、長い時間熱を加えると、栄養だけでなく、
せっかくの、きのこの香りや歯ごたえまで
ダウンしてしまうので、
そういった点からも、きのこは、
ササッ!と、手早く加熱していただくのが、
賢い食べ方だといえそうです^^
また、きのこの中でもコアなファンの
多い、まいたけは、高熱に弱いだけでなく、
水溶性の栄養素が多く含まれているので、
加熱調理する場合は、
その煮汁なども、ムダなく食べれる、
- 鍋
- 味噌汁
- 炊き込みご飯
などの料理に使うのが、イチオシですよ♪
まとめ&部門別!きのこの栄養ランキング!
今回は、きのこ類を冷凍・加熱すると、
含まれる栄養素はどう変化するのか、
それぞれのケースについて、ご紹介してきました。
最後にもう一度、今回の記事の内容を、
ギュッ!と、凝縮してまとめておくと、
こういったカタチになりますね^^
- きのこを冷凍すると、グルタミン酸などの
栄養素(うまみ成分)が、アップする! - 逆に、他の野菜同様、きのこも
加熱によって、栄養が失われやすい。
加熱は短時間でササッとが、調理のコツ!
ちなみに、きのこの栄養に興味のある方は、
色々な種類のきのこに含まれる、さまざまな
栄養素を比較し、ランキングにしてまとめた、
以下の記事にも、目を通しておくと、
より知識が深まること、間違いなしです♪↓
⇒きのこの栄養別ランキング!
8種類のキノコを5部門で徹底比較!